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ブレーキの故障についての経過を報告いたします.
東京トヨタ,トヨタ自動車の両方で車を調べてもらったのですが,油圧,ブレーキパッドなど機械的なブレーキシステムに関しては,異常は発見されませんでした.
さらに,コンピューター診断を車に診断するアイテムを接続して調べてみたところ,異常を示すサインは無かったとのことです.
以上のことから,トヨタ自動車は 異常なしと結論付けました.
しかし,私がブレーキを踏んでいても,制動が効かなかったのは事実なのです.だから、異常が無いという表現は正しくなく,客観的には異常な所見が無かった(見つからなかった)というべきでしょう.
正直言って,私自身としては自分がブレーキとアクセルを踏み間違えていた方が,今後,気をつけさえすれば,安心して車に乗れるので,その方が良いのです.でも,事故の直後に自分の足を冷静に確認したのですが,確かにブレーキを踏んでいたのです.
結局,トヨタ自動車としては,これ以上調べても,意味が無いということで,そのまま車を乗って欲しいとのこと.私はブレーキシステムを取り替えることも提案したのですが,彼らの言い分は,異常が見つからない以上,ブレーキシステムを取り替えても,例え他の車に乗り換えても同じブレーキシステムということで,意味が無いし,トヨタ自動車としては絶対にできないとのこと.
したがって,今回のことは再現性があるのかどうか分かりませんが,どの車でも同じことが起きるかもしれません.
それでも,トヨタ自動車としては事故を起こした車に,今後も安心して乗って良いとの判断.そこで,東京トヨタの上層部の方に「あなた方の家族を乗せることができますか?家族を目の前に停車することができますか?」と聞いたところ,はっきりと「できます」との返事でしたので,これ以上の議論をすることを止め,事故を起こした車に乗ることにしました(外装のみ直して).とても不可解で,疑問が残りますが,異常が発見されない限り,トヨタ自動車としてはブレーキシステムを換えることはできないし,必要ないということらしいです.
回生放棄という現象についても聞いてみましたが,ABSの作動によって制動距離が伸びることはあるけれども,今回のことがそれにあたるかどうか分からないとのこと.回生放棄現象についてはよく分からないということです.それでも,油圧など機械的な部分にもコンピューターの診断でも異常は見つからないから大丈夫とのことです.
今まで,ブレーキが効かなくなる事故を起こすまで4ヶ月間ほとんど毎日8000Kmほど運転していて,まったく異常なかったのですから,すぐに見つかる,再現性のある異常ではないと思うのですが....
さらに,事故の責任は,異常が発見されなかった以上は,事故を起こした本人にあるということで,すべての修理費用を私が払うべきと言われました.この意見にはまったく納得できなかったので,最終的に車の修理費はトヨタで壁の修理費は私がと言う折衷案を出しましたが,これも却下.客観的には車に異常が無かったのではなく.異常な所見が無かった(見つからなかった)のに,すべての責任は私があるということになりました.
これ以上は本格的にリコールになるまで分からないと思います.最終的には,『もしも,今後,ブレーキのトラブルで同様の事故が起きるようなリコールが証明されたら,今回のすべての損害を補償してくれる』ことを約束してもらって,すべてを私が負担することにしました(これ以上は埒が明きませんでしたので).
今後は,慎重に車を乗りながら,同様のことが起きるかどうか見てゆきたいと思います.
そんな中でも,東京トヨタの販売店の方々は,非常に親身に調べてくれ,対応と丁寧な説明をしていただきました.その姿勢に,もう一度信じてこの車に乗ってみようと考えたのです.しかし,トヨタ自動車のお客様相談センターの担当員の対応は,あまりにひどく,販売店に責任を押し付けるような言動,尊大でとても失礼な態度でした.非常に残念です.
以上の結末ですが,いかがお考えになりますか?
皆さんのご意見をお待ちしております.
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