|
荷重指数(LI・ロードインデックス)とは,
規定の条件下で、そのタイヤに負荷できる最大負荷能力を示す数字です。
純正タイヤの95は 規格では690kg で、ガスエスなどと比べ高くなっているのは、
バッテリーや駆動モーターなどがありハイブリットは車両重量が、重くなっている為、安全率に余裕を作る為のようです。
ハイエースやランクルなどの重量が重い車は、アルミホイールまで高荷重に耐えるものでないと、車検も通りません。
話は戻りますが、ロードインデックス92は、規格では 630kgでこれが4本ありますので、計算上2520kgまで耐えるという事になります。車両重量は車検証に記載がありますが、2トンを超えることはありませんし、フル乗車で8人乗ったとしても約+500kg、最大でも合計2500kgぐらいとなります。ハイブリッドは余裕を見て高めのロードインデックスの選定がされているようです。
当時のTRDのオプションなどのインチアップSETでは、ガスエスと同じ93前後のロードインデックスが選定されているようです。
またタイヤの銘柄でロードインデックスが高くなっているのは、使用目的が比較的過酷な状況に対応する為(サーキットや峠・高荷重などハードな使用環境)と、タイヤ内部の構造やサイドウォールの強さ、ゴムの材質・厚み、スチールベルトの枚数やジョイントの有無などさまざまな要素がありますが、傾向を見るとロードインデックスが高くなるとタイヤが硬くなったり、重くなったりするようで、比較的グリップを上げようとする傾向があり、転がり抵抗が増えるようで燃費性能が低下します。
乗り心地の低下やノイズの発生率も高くなるようです。ハイグリップタイヤは、安心感はありますが、走行抵抗が大きく・ノイズが大きくなり、燃費も悪くなります。
輪加重は軽くなればなるほど、動力性能は向上する傾向があり、タイヤ・ホイールは軽い方が、燃費も向上します。
ロードインデックスはそれ自体、規格であり、実数はそれ以上が望ましいのですが、一般ユーザーレベルでは、本当にどれだけあるかはわかりませんので、表示を信じるしかありませんが、メーカー・銘柄・LOT・新鮮度によってばらつきがあり、試してみないと正直解りません。ファルケンのZIEXは2度ほど、妻のシビックで履いた事がありますが、中古だった事もあったのか、ロードノイズは大きいし、減りは信じられないほど早かった事がありました。その後安い、ECOSに変えたら静かで、燃費もよく、タイヤの減りもゆっくりになっています。
タイヤ選びは、目的に合わせ、お財布とも相談して慎重に選定すると良いと思います。
|
|