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     こんばんわ! 
 
松下テクニカルジャーナルの最新号がバッテリー特集だったので読ませて貰ったのですが、HV用バッテリについて面白い事が書かれてました。 
実走行パターンでの仮想試験結果が記載されるのですが、生産直後の出力比率を100として走行距離約5万kmあたりをピークとして115〜120くらいまで出力比率が増加してます。 
その後は徐々に減っていき、約15万kmで100になり約22万kmで80まで低下しています。 
これを読んだ限りでは出力比率が80を下回ると寿命とされてますから、HVバッテリは通常走行で約22万kmで寿命を迎えるみたいですね。 
このデータを見て驚いたのは、納車直後よりも約5万km走行した車のHVバッテリの方が元気だって事です。 
因みにこのデータは、現行シビックハイブリッドに搭載されているHVバッテリの話です。 
残念ながら二代目プリやエスのHVバッテリについては不明です。 
 
比較対象として、初代ブリウスのHVバッテリのデータもありますが、生産直後の出力比率を100として走行距離約2.5万kmあたりをピークに110くらいまで出力比率が増加してます。 
その後は徐々に減っていき、約10万kmで100になり約17.5万kmで80まで低下しています。 
10万kmは持つというトヨタの主張は、試験データに基づいていた主張だった様です。 
さすがはトヨタですね。 
 
もう一つ、パナソニックEVエナジー社のHPを見て気がついた事があるのですが、これはまた別記事にします。 
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