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アマチュア無線のアンテナ思考 <その1>

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ディーラに迷惑を掛ける質問、行為はご遠慮ください。


エスティマ・ハイブリッドにアマチュア無線のアンテナは似合わないと思い込んではや5ヶ月経過。
そんなとき馴染みのハムショップで見かけた「流行のアンテナ」。

このアンテナはかなり前から販売されていたのに使う人がいなかったですが、最近ではルーフに斜め付けするアンテナが流行っていることから、私も使ってみることにしました。

取付は粘着剤で張付けるので簡単ですが、斜めアンテナなので電波の飛びは保証しかねます。
しかしこのアンテナ、結構かっこよくキマッてますよ。



難易度 ★☆☆☆☆
作業時間 30分
費用 8,000円前後



スタイルはこんな感じで、恥ずかしいので全体像は割愛です。

製品は「マルドル」ブランドで有名な北辰産業で、SHD-10S(875mm)、SHD-7S(700mm)という製品。

アンテナ貴台を粘着剤でルーフ(ガラスなどでも可)に張付け、アンテナをネジ込んで使います。
ルーフから約20度ほど斜めにしてセットすると「今風」でカッコイイですよ。

スタイルを気にする方はエレメントの短い方が良いですが、今回は長い方のSHD-10Sを付けてみました。




アンテナ基台の取付

アンテナ基台の裏の保護紙を剥して、綺麗に掃除したルーフに粘着剤で固定します。

粘着剤が固定するまで、アンテナエレメントは付けない方が良いでしょう。
このとき、ンテナ基台が斜めになっていないことを十分確認しておきます。

赤い矢印は同軸ケーブルで、ルーフの溝に埋め込んで引き回しているので、ケーブルクランプは使っていません。


こんな感じ(赤い線)で同軸ケーブルを引き回します。

踏み台に上がってルーフを見ると、フロント部分、サイド部分に水はけ用の溝があり、 この溝に同軸ケーブルを埋め込んで引き回します。

フロント部分はケーブルを上から押さえ込むと固定されるのに対し、 サイド部分はケーブルより溝が若干大きいため、ケーブルが浮き上がらないよう粘着テープなどで固定します。



同軸ケーブルの室内への引き込み
 

アンテナ基台から来ている同軸ケーブルを室内に取り込む際、最も注意する点は雨水対策です。

付属ケーブルの直径が5mm程度なので何処からでも取り込めますが、雨水対策で最も良いと思う場所がスライドドア部です。

ルーフから下りてきたケーブルをクランプで止めながら下に沿わせ、Uターンするようにして室内に入れます。(このUターンで雨水を切る!)

ケーブルがドアと干渉する部分には薄めのウレタンを張付け、雨水と障害対策をします。


Uターンしたケーブルは内装パネルの裏側を通して無線機まで引き回します。

場合によっては写真のようにモールにキリコミを入れ、ケーブルを通し易くした方が結果的に見映えがよくなります。

同軸ケーブルには、内装と同色のビニルテープを巻いておくと違和感が無いでしょう。



このアンテナに付属している同軸ケーブルは5mなので、無線機が何処にあっても大丈夫です。
しかし、ケーブルが細いということは「電波の通過ロスが大きい」ということなので、できるだけ短くして使いましょう。

私の場合は運転席下に置いた無線ににつないだので、4m使っています。



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