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mp3記録で7,500曲入るipodを使う

DIYに関しては全て自己責任の範囲でお願いします。
ディーラに迷惑を掛ける質問、行為はご遠慮ください。




難易度 ★★☆☆☆
作業時間 1時間
費用 30,000〜60,000円




長距離ドライブのときは大量のCDやMDを持ち込み、連続的に多くのBGMを楽しんでいました。
装備したBGM用のチェンジャは、純正8枚用のCDチェンジャ、純正6枚MDチェンジャ、社外品の10枚CDチェンジャ×2の重装備。
しかし、これでは電気使用量が多く、エコカーとしては辛いところです。

そんな時知ったipod。
30Gバイトのハードディスク内臓でありながら、ワイシャツのポケットに入る大きさ。
しかも音楽をmp3形式で圧縮すると7,500曲も入る優れもので、アップル社の製品でありながらWindows対応のソフトが添付している気配り。

これをエスハイで使ってみました。



アップル社のipod (以下はメーカのパンフレットより抜粋)

さらに軽く薄くなった3つのモデル。
これまでより小さくなった(厚さはたった15.7mm)新しいiPodは、手にも心地よく収まるし、ポケットにも簡単に滑り込んで、あなたの生活にジャストフィット。
158gという重さはコンパクトディスク2枚分よりも軽く、PDAや携帯電話にも匹敵します。
しかし、iPodは10GB、15GB、30GBもの大容量ハードディスクを備えているのです。
この巨大なスペースは、毎日24時間の連続再生なら3週間分、毎日1曲ずつ別の曲を再生したら向こう20年間分もの音楽が入る計算です。


ipodには機種によってコントローラが付いています。

勿論本体で制御することができますが、操作がパソコン的で、ページを繰るように同じ操作を繰り返すので、運転中の操作は不可能に近い。
そのためにコントローラを使った方が楽で、確実な操作ができます。
ただし、音楽ジャンルを変えるとか、ミュージシャンを変えるのはコントローラではできないため、本体の制御パネルで行わなければなりません。


ipodをサウンドシャキットに入力する図式です。

ipod出力を「3.5ミリ径のステレオピン−ステレオピンピン」ケーブルでサウンドシャキットの外部入力(MD入力)に接続します。
音量調整はipod本体パネルかコントローラできるので、途中にボリュームなどを入れる必要がありません。(右写真の赤↑)

なお、ipod入力と一緒に純正カーオーディオがプレーしている場合、スピーカから両方の音が聞こえるので、どちらかを切って(スイッチオフ)ください。




私の場合は社外製CDチェンジャがあるので、その音量コントロール用ボリュームユニットを使用しています。

そのユニットにipod出力を入れ、スイッチで切り替えることで、サウンドシャキットのMD入力は2系統の選択を可能にしています。
この内部では、ipodはスルーで出力し、CDチェンジャはボリュームを介して出力しています。


市販のコンソールボックスを改造した物の上に置いたipod(白)とCDチェンジャのリモコン(黒)。

ボリュームユニットは灰皿受けの中に挿入しています。


 

ボリュームユニットの様子です。

灰皿受け内部に入る金属ケースを用意し、入力2系統(スイッチで入力選択)、出力1系統になっています。
左の写真ではボリュームの左にスイッチが見えますが、これが入力切替スイッチです。

ケースの上にアクリル板を置き、灰皿受け内部にある照明が映りこむようにして、夜間の操作を助けています。


サウンドシャキットとmp3記録の相性。

mp3は人間の耳に聞こえないビットを削除し、圧縮して記録しているので、記録されたファイルの大きさは小さくなるものの、再生時は元のCD音源に絶対に戻りません。
したがって元のCDよりも音が悪いのです。
ヘッドフォンや安いアンプ、スピーカなら誤魔化せますが、入力音源を忠実に再現するサウンドシャキットは誤魔化せず、メリハリや伸びの無い音に聞こえます。

私は暫くmp3で記録していましたが、その音が嫌になり、現在ではCD音源に忠実なWAV形式に記録し直しました。
その結果、少し高音が出すぎる傾向がありますが、シャキットのコントローラで調整し、素晴らしい音になりました。

クルマを使わないときはヘッドフォンプレーヤとして街に持ち出すことができるので、結構便利に使っています。


ipod使用上の注意点

1.本体の操作パネルの操作の一つ一つは簡単だか、ページを繰るように階層が下がる
  (または上がる)ので、目的のページに到達するまで時間がかかる。

2.スイッチオフは特定ボタンを押し続けるのに対し、スイッチオンはどのボタンでもワンタッチで
  入るので、知らないうちにプレーしている場合が多々ある。(ロック機構はある)

3.バッテリー(ACC)から電源を供給する場合、大きな電源ノイズが入るので、内臓バッテリー
  のチャージ程度と考えた方が良い。

4.バッテリー(ACC)から電源を供給する場合、その電源が切れてもipodはプレーし続ける
  ので、切り忘れに注意が必要。





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