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サウンドシャキットとベストマッチ!
音質もコストパフォーマンスも最高のスピーカはこれだ!

DIYに関しては全て自己責任の範囲でお願いします。
ディーラに迷惑を掛ける質問、行為はご遠慮ください。


この情報はサウンドシャキットの製作・販売会社サウンドサイエンス社の掲示板等で紹介されています。
交換した多くのレスでは、サウンドシャキットとこのスピーカで素晴らしい音になり、コストパフォーマンスも良いと言います。

このスピーカはトヨタ純正の新型ウインダム用のドアスピーカで、ディーラ経由で数日で入手できます。

「えっ純正?」って疑問を持つ前に、また、カーショップ推薦の高いスピーカに手を出す前に、ちょっと試してみたらいかがでしょう。
(きっと、推薦スピーカに交換しなくなると思います)



難易度 ★★☆☆☆
作業時間 4時間
費用 12000円前後




「サウンドシャキット」を付けて音質が向上すると、もっと良い音にしたいと言う欲求が出てきます。
純正スピーカや純正アンプを変えてしまおうと思う前に、トヨタのウインダム用スピーカに交換すると、低価格でありながら格段の音質改善ができます。
このスピーカはサウンドシャキットとベストマッチするスピーカの一つだそうで、試す価値は120%ありますよ!。
(上記の費用はスピーカ2個の価格です)



スピーカの対比
左がウインダムのスピーカ
(品番:86160−33620:左右同じ)
右がエスハイ純正スピーカ。

エッジやコーンの状態から見ても、いかにも良い音が出そうな雰囲気だ!

但し、各々のスピーカは取付位置、コネクタなどが反対位置になっているので要注意。



スピーカ以外に購入した物は、
エーモン社製バッフル板(左)とカーボンハット(右)。
  

バッフル板を使わなくとも取付できますが、インナーパネルのスピーカ取付け部分が妙に柔らかく、指で押すと「しなり」ます。
デッドニングしていても不安なので、バッフル板で補強する目的で購入しました。

カーボンハットはカーショップで購入が難しいようですが、次のような効果があるので使いました。
「スピーカーユニット後部の音を吸収すると同時に、そこを通過しエンクロージャー内部で反射した音もユニット直前で吸収します。
スピーカーの振動板背面で生じる中低音反射や共鳴がなくなり、箱鳴きを抑え、濁りのないユニットが持つ本来の音が得られます。」
と、説明書通りの内容を転記しました。


スピーカの事前準備
  

スピーカに付いているプラスチックの「雨除け」(赤↓)の寸法がインナーパネルのスピーカ穴に合わず(直径で数ミリ大きい)、そのままでは取付けられません。
そのため、何らかの方法で「雨除け」を全て取り去らなければなりません。

ここはプラスチックであり、ペンチなどで挟んで曲げることで少しずつ割りながら取り去ります。(右の写真は完全に取除いたものです)
注意点は、音漏れが無いようデコボコにしないで内側まで綺麗にカットすることです。


スピーカを外す作業

ドアの内張りを剥す手順やドアの名称などは、デッドニングの項を参照してください。

エスハイのスピーカは写真のようにアルミのリベット止めになっています。
これをリムーバやマイナスドライバでこじって起こし、起きた板をニッパーでカットして外します。
またはリベットの中心の穴に対して、大き目のドリルの歯で穴を広げてやるとカットし易くなります。
  


バッフル板とカーボンハットの取付け
  
 
バッフル板は使わなくても取付できます。
この場合、スピーカ取付け穴がインナーパネルと微妙に違うので、スピーカ側に別途取付け穴を開けることになります。
また、この取付けではスピーカのコネクタが下側になるので、スピーカライン(ハーネス)を細工して長くしないと接続できません。

【写真左】
市販のバッフル板で新型エスティマ用の物を使うと、取付け穴がピッタリ合います。
これにスピーカを付けますが、スピーカを下左右、どの位置で付けてもネジさえ締まればOKです。
 
【写真右】
カーボンハットは「スピーカを包むように」と説明書にあります。
しかし、包むとスピーカの後側がかなり出っ張ってしまいドアガラスが下りてきた時に干渉します。
ここではスピーカの裏側に「吊す」ような状態で「ふんわり」と貼り付けました。


スピーカ取付け

バッフル板を使う場合、スピーカは木ネジ止めするので取付けに自由度があり、どのような方向でも付けられます。
(赤い↓は取付け用木ネジ)

ウインダムのスピーカはエスハイと比べて上下反対位置にコネクタがあり、コネクタが上になるように取付ければハーネスの細工は不要です。

私はバッフル板と同じ形状で取付けたのでコネクタが下になり、ハーネスが届きません。
後でハーネスの細工が必要になりました。

スピーカを取付けたら、スピーカの周りをバッフル板付属の「吸音材」を巻き、音漏れを防ぎます。(黄色の↓)
バッフル板を使わないでスピーカを上下反対(コネクタが上になる)にして取付ける場合、インナーパネルのネジ穴が利用できないので、インナーパネル側に穴を開けるか、スピーカ側に細工する必要があります。


コネクタを下側にして取付けた場合、そのままでは絶対にハーネスが届きません。
そのため、ハーネスのテーピングを剥いてスピーカケーブルのみ分離させ、ショートカットすると届きます。

赤い↓:元のハーネス群
黄色の↓:スピーカケーブル

その後、テーピングを戻し、スピーカコードもテープ等で固定します。
スピーカハーネスの工作


スピーカ取付け完了

取付けが終わったスピーカです。
このスピーカは20時間ほどのエージングが必要だそうで、取付けて直ぐにはそれほど良い音がしないが、使い込んでいくにしたがい素晴らしい音になるといいます。

私は何時間か小さめの音でエージングしていましたが、実際に取付けてから大き目の音で鳴らしてやった方が早く良い音になるようです。
エスハイ純正スピーカで大きな音を出すと低音域に割れがあり、ボリュームを上げることができなかったのに対し、このスピーカは際限なくボリュームが上げられる気がします。

特に、低〜中音域が太い割にキメ細かさも持ち合わせているので、安心して音楽(音ではない)を聞くことができます。
オーディオに全く関心の無い家内でさえ、「音が綺麗だけど何か変えたの!?」って言うくらい変化していますよ。


【補足説明】
スピーカ交換のため、サービスホールを塞いでいたデッドニング材を剥しました。
そのサービスホールは一番大きい物で、そこからドア内部に腕を入れて工作したのです。

暫く調整が続くと思い、そこは塞がずに新しいスピーカを鳴らしていたところ、全く違和感が無いばかりか、締まった低音になっています。
勿論、スピーカ周りはデッドニングしているし、今回はバッフル板も使って防振対策しています。
これまで低音を豊かに出すには「サービスホールは全て塞がなければならない」という先入観でデッドニングしていたのですが、それが無意味だった気がしてきました。



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