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純正ナビの音声応答用、マイク&スイッチの取り付け

DIYに関しては全て自己責任の範囲でお願いします。
ディーラに迷惑を掛ける質問、行為はご遠慮ください。


ワイドマルチAVステーションのNAVI対応システムには、運転者の音声に対応して画面が変わる「音声応答システム」が組み込まれています。

しかし、音声を捕らえるマイクは何処にも無く、それはディーラオプションとして販売されています。
ここではオプション機材を購入して、自分で取り付ける手順を考えます。

ただし、この取り付けを行った場合、作業上の不注意からトラブルを発生させる可能性があります。
したがい、この取り付けは皆さんの自己責任において実行してください。



難易度 ★☆☆☆☆
作業時間 30分
費用 3,000円程度




購入した「マイク&スイッチ」

ディーラに頼んで購入した、品番:86750-44010の音声認識用マイク&スイッチのセット。

ディーラにより「このセットはエスハイには無い」と言われるようですが、構わず上記の品番で取り寄せてもらってください。

なお、お持ちのエスハイに純正ナビが搭載されていない場合、このセットは逆立ちしても付きませんよ。
   


どのように配線、配置するかというと


「マイク&イッチ」は純正ナビと図のように接続します。

ナビの裏側に「挿してください!」と言いたそうに開いているコネクタがあるのでそこに差し込みます。
マイクとスイッチはハンドル付近の固定部分に着けましょう。


配線組みする

マイクとスイッチが別々になっているので、途中の中継コネクタを介してケーブルを接続する。

ケーブルの全長は5mほどあり、ナビと「マイク&スイッチ」間は余裕で配線できます。

このとき、ケーブルがバラバラにならないよう、要所要所をテーピングしておきます。


NAVI側の配線を先にして、動作確認をします。

先ず助手席椅子を目一杯、前にスライドさせます。

助手席の後ろ側に回って下を見ると、写真のようにNAVI本体が丸見えになり、メンテナンスし易くなっています。

赤↓は差し込むコネクタで、ここしか空いていないので、躊躇無く差し込んでください。
NAVI側の配線

エンジンキーを入れてナビ画面にし、スイッチを押すとワイドマルチAVステーションの左上に見慣れないメッセージが表示されます。
このメッセージ(「音声認識中」画面)が出ない場合はコネクタの差込などを確認してください。
メッセージが出ている(約6秒)間に、マイクに向かって「テレビ」とか「エフエムトキョー」とか言うと、音声認識機能が働いて該当するものに切り替えてくれます。


ハンドルにマイク&スイッチを着けるための準備
ハンドルの「回転しない部分(固定部分)」にマイクとスイッチを着けますが、そのままではハンドル付近にケーブルが見えて体裁が悪くなります。

そこでハンドル・アンダカバー内部に配線を通してスッキリさせるため、カバー取り付けスクリューを外します。

このスクリューは、ハンドルアンダカバーの下側とハンドルの左右に有ります。
ハンドルの左右にあるネジは直接見えないので、ハンドルをどちらかに切ってやると、切った反対側のスクリューが見えます。


配線を通す

マイクとスイッチの線は、NAVI本体からフロアカーペットの下、インパネ内部を通し、ハンドル付け根まで持ってきます。

そこからハンドル内部の線や可動部分に干渉しないよう注意して手前に引き出します。
要所毎に附属の「結束バンド」を使って固定します。
ハンドルカバーの隙間から線を出し、マイク附属の固定板を使ってマイクを固定します。

スイッチはハンドル・アンダーカバーを戻し、そのカバーに取り付けます。

ハンドルを回した際、ケーブルが擦れて不快音が出ないよう、配線の取りまわしに注意しましょう。




実際に使ってみて
結構使えますが、結構「おばかさん」ですね。

発音や声の大きさで認識率が異なるので、エスハイの取説(実はここにしっかり書いてあるんですよ、ディーラさん!)を読んで発音練習しましょう。

私の場合は認識率が悪いようなのでマイクを口元に近づけると良くなりました。
でも手に持っているわけにいかないので、サンバイザーや幾つかのところを流浪していますが、今だ本拠地は決まっていません。

したがい、マイクとスイッチの取り付け写真が無いのです。




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