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「純正」セキュリティーインジケータの取り付け

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ディーラに迷惑を掛ける質問、行為はご遠慮ください。


エスハイにはイモビライザーシステムが搭載されています。
この機能が動作しているとき、テルテールランプASSYに「鍵マーク」が赤く点滅しますが、これが小さくてとても見にくいですね。
そこで外からも目立つように大き目のセキュリティーランプを付ける事にしました。

しかし、単なるランプでは優雅なエスハイに似合わないので、エスティマ海外仕様に使っている純正セキュリティーインジケータを使うことにしました。

品番 81850-48020




イモビライザーシステムの「鍵マーク」をテルテールランプASSYに表示するために、トランスポンダーキーECUから間欠信号が出て、テルテールランプASSYに入っています。

したがい、点滅しているのはLED自体が行っているのではありません。
今回使ったセキュリティーインジケータも、12Vを加えると点きっ放しになりますので、社外品のセキュリティーユニットの動作表示に使う場合は注意してください。


購入したユニットにはハーネスが付属していないため、コネクタなどで接続することができません。
そこで、内部から配線を取り出すため、後ろにあるツメを緩めて内部を引き出します。
 
右はユニット内部の様子ですが、左側に抵抗がLEDと直列につながり、右側には逆流防止のダイオードがLEDに並列に入っています。
一般的に、LEDは数Vで動作するので、直接12Vを加えることはできません。
そこでLEDに直列に抵抗を入れて電圧を落とすのですが、LEDの消費電流と耐圧によりオームの法則で値を決めているのです。


内部ユニットに基盤に細めのケーブルをハンダ付けします。
プラス/マイナスを間違うとLEDが点きませんから、写真のように取り出してください。(赤線がプラスです)
 
ユニットの隙間からケーブルを引き出し、その先に平形ピンを付け、熱収縮チューブで絶縁対応しておきます。
ケーブルの長さは30センチ程度あれば良いでしょう。


インストルメントパネルフイニツシユパネルLWR取りはずし。
パネル下部の左右にスクリューがあるので外し、ツメ6箇所のかん合をはずし、インストルメントパネルフィニッシュパネルLWRを手前に引き出します。
 
完全に取り外すなら、インストルメントパネルフイニツシユパネルにある「ボンネツトロツクコントロールレバー」を外すのですが、今回の作業ではツメを外すだけで良いでしょう。
特に右側のツメが外れるとその内部の様子が見えてきますが、上部にある「インストルメントクラスタフイニツシユパネルASSY」を外すため、全てのツメを外してください。


インストルメントクラスタフイニツシユパネルASSYを外します。
下側から手前に引きながら、徐々にツメ6箇所のかん合をはずしていきます。

全てのツメが外れると、インストルメントクラスタフイニツシユパネルASSYに刺さっているコネクタが見えてきます。
 


インストルメントクラスタフイニツシユパネルASSYには2種類のコネクタが刺さっていますが、 パネルに向かって右側のコネクタが対象です。
その中で、5番(プラス)、8番(マイナス)を使用します。

インジケータのアースはボディーアースせず、必ず8番を使ってください。
コネクタを裏側から見て、該当ピンの隙間にインジケータから来ている平形ピンを差し込みます。
隙間が狭いので差し込むだけで接触不良しないはずですが、心配な方はエレクトロタップを使ってください。
どちらであっても、インジケータからの線はハーネスと一緒にテーピングして、後に接触不良になることを防止します。


コネクタをインストルメントクラスタフイニツシユパネルASSYにカチッという音がするまでしっかり差し込みます。

エンジンキーがキーシリンダーから抜けていると、セキュリティーインジケータのLEDが点滅するはずです。
点滅しない場合はコネクタ関係の接触不良を確認してください。




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