Innovation for Ecology 自由空間エスティマハイブリッド << ESTIMA HYBRID Avenue >> |
私はバックするとき、必ずハザードを点けてからバックギヤに入れていますが、これが結構面倒です。 そこで、バックするときは自動的にハザードが点灯しないか考えたところ、エスハイは意外と簡単な方法で連動することが分かりました。 この機能は「道路運送車両の保安基準」から見たら問題かもしれませんが、手動でハザードを点けながらバックしているケースは現実としてあるので、暫く様子見です。 しかし、チェンジレバーをバックにするとハザードが連動するのを体験すると、周囲の安全面への配慮として止められなくなります。 これ、結構イイです! |
機能を具体化するため、ハザードスイッチを分解したところ、このスイッチには「FLSHリレー回路」のハザード回路を手動でオン/オフするスイッチ部分と、イルミネーションに分かれていることが理解できます。 この手動スイッチを手で押すのではなく、シフトレバーをバックにしたことを感知してスイッチが入った状態にすれば、バックとハザードが連動します。 上のコネクタ図はハザードスイッチに刺さっているもので、このコネクタのラインを使って作業しますが、赤のピンはハザードスイッチ用のもの、緑はイルミネーション用です。 |
この機能を具体化するためのユニットです。 訳あって詳細を見せられないのが残念ですが、入力となる信号はバック信号で、ユニットからはハザードスイッチに対する制御線が出ています。 試作品でこの大きさ。 最終的にはこの半分の大きさになりました。 |
ユニットの両端の信号線です。 右側の2本はバック信号を収集する線とアース用。 左側の2本はハザードスイッチラインを制御する線です。 |
バック信号はMIM(ワイドマルチAVステーション)の裏側にある5ピンコネクタから得ます。 このコネクタは「TV見える化」でお馴染みの物で、水色の線がバック信号。 ここから信号を分岐します。 |
ハザード用の制御信号は、ハザードスイッチの裏側にあるコネクタに接続します。 コネクタの5、6番ピンがスイッチ用なので、コネクタの裏側からピンの隙間にケーブルを差込テーピングします。 |
動作中の様子です。 シフトレバーがバック位置にあり、バックモニタが表示されています。 ハザードスイッチのコネクタが外れているのに、ハザードが点灯しています。 このユニットの追加で、普通の時のハザード動作には影響ありません。 |