Innovation for Ecology  自由空間エスティマハイブリッド   << ESTIMA HYBRID Avenue >>

フロントにフィルムを貼って陽射しをカットする「バイザーくん」の取り付け

DIYに関しては全て自己責任の範囲でお願いします。
ディーラに迷惑を掛ける質問、行為はご遠慮ください。


エスハイのフロントガラスが大きいため、直射日光を受けるととても眩しいものです。
ここで使用した「バイザーくん」は、フロントガラスの曲面に合わせてアーチ型にカットされたものです。
しかもフィルム自体が薄い上にグラデーション加工されているため、とっても自然な仕上がりです。

通常、フロントガラスにフィルム等を貼ることはできませんが、規定条件内なら可能です。
保安基準に適合させるためには、ウインドウ(縁どり部分をのぞく)の上部20%以内で施工する必要があります。
車検にあたっては“保安基準証明書”が必要となり、メーカの車種別カットシートで基準に沿った施工をするなら“保安基準証明書”が発行され、これを持っていれば車検は問題無く通過します。

この商品はWebで申し込み購入しました。
フィルム屋さん:http://www.seikoh.co.jp/film/ を覗いて見てください。



難易度 ★★☆☆☆
作業時間 30分
費用 4,800円前後(送料、税別)


初めに、取り付け完了後の様子をご覧ください。
背丈が高い人は目ざわりかもしれませんが、標準的な日本人なら視界を遮ることも無く、高級感あるフロントウインドウになります。

取り付けたフィルムの色はダークスモークで、上品な濃い茶色ですが、この写真ではスモークブルーに見えますね(笑)。
フィルムが薄いのでフィルムの縁が目立たず、グラデーションも綺麗です。

下記はメーカの説明より抜粋


届いた商品で、このような梱包で来ます
 
長い筒は前席ガラス用の断熱フィルムで、ここでは使いませんので忘れてください。

手前の箱が「バイザーくん」で、広げると大きいですね。(この写真なら、ダークスモークということが分かりますね)



取り付け準備作業<1> ルームミラーを外す
 
初めにルームミラーを外します。

ルームミラーを止めているルーフ側のケース(写真では茶色のカードフォルダーが付いている部分)を、先の細いドライバーなどで「こじって」浮かせて取り去ります。
カバーが外れるとミラーを止めている2個のスクリューがあるので、これを取り去るとミラーが外れます。(右写真)

ミラーには振動防止の「ゴム状のストッパー」が付いているので、無くさないようにしましょう。



取り付け準備作業<2> ピラーカバーを外す
 
ピラーカバー(ガーニッシュ)を外すために、ドアがボディーに当たる部分にある「ゴムシール」を先に外します。
ここはゴム部分を手で引っ張るだけで簡単に外れるので、ピラーカバー上部まで外しておきます。

次にピラーガーニッシュを外します。
ピラーガーニッシュの手前、ダッシュボードとの僅かな溝に内張り剥がしを差込み、こじるようにしてピラーガーニッシュを浮かせてとります。
その後、ピラーカバーを横に引き、上に持ち上げるとピラーから外れます。

ここまで徹底してやるのは、フィルムの貼り付けを楽にするのと、出来上がりを美しくするためです。

面倒だと思われる方は、フィルムを貼りながら、フィルムの縁をピラーカバーとガラスの間に挟みこんでも良いでしょう。


取り付け準備作業<3> 貼り付けガラス面を掃除し「ママレモン」をたっぷりと
 
水分を多く使うので、ダッシュボードの上にはウエスなどを敷いて対策します。

メーカ推奨の取り付けキットを購入しない場合は、ママレモンを薄めてガラスに吹きかけ、ゴムへらで汚れを落とします。
ゴミや汚れが残っていると貼り付けた後で気になるので、何回か繰り返して汚れを取りましょう。

次に、ママレモンを薄めた液をたっぷりガラスに吹きかけますが、「多いかな?」程度がフィルムが浮いて位置決めし易く貼るのも楽です。


取り付け作業 できたら二人でやると楽にできます
 
これだけの水分を使うので、ダッシュボードの上にはウエスなどを敷いて対策します。

フィルムは二人で持って貼り付けると位置決めが楽です。
たっぷりした水の上でフィルムを浮かせて位置決めし、決まったら内部の水をゴムへらで押し出します。

車検用のステッカーは、フィルムを貼った上からフィルムをカットして表に出します。

ステッカーを剥がそうと思わない方がよい。
幾つかの「剥がし液」を使ったところ、紙がボロボロになりました。

綺麗にカットすれば、その部分だけ浮いて見えるのでイイデスよ。


貼り付け完了です。

グラデーションが効いて、とても高級感があり綺麗です。
しかもフィルムは強い割に厚さが無いので、境目は目を凝らさないと目立ちません。

今回、フィルム貼り作業をお手伝いいただいた浜ブリッド氏、やった氏に、この場を借りてお礼致します。

しかしこの写真ではスモークブルーに見えますね(笑)。

GO TOP