Innovation for Ecology  自由空間エスティマハイブリッド   << ESTIMA HYBRID Avenue >>

ストラットタワーバーを付け、ボディーの剛性を高める

DIYに関しては全て自己責任の範囲でお願いします。
ディーラに迷惑を掛ける質問、行為はご遠慮ください。


掲載ジャンルが違うのですが、私としては大々的に扱いたくないので、こんな所に隠れてアップしました。

ガスエス(2.4リッターアエラス)乗りの友人が持ってきた物。
それは、彼が使っていたエンジンルーム用のストラットタワーバー(2.4リッター用)。

私はこれまで、このテの物を付けた事が無いのですが、「これイイヨ」の一言で取り付けてしまいました。
しかし、エスハイを含めたエスティマ系にストラットタワーバーを付けるのは大変な作業。
エンジンルームからは、タワーバーを取り付けるストラット部分が全く見えない!のです。

以下の大変な作業はその友人が行ってくれたので、イヤミは写真屋に徹しておりました。 m(_~_)m


参考までに私の足回りです

■スプリング <デイトナ>
 エスハイ専用ΣΒ180
■アルミホイール <BBS>
 RG-R715 17×7.5 ET:45 H/P.C.D:5/114.3
 BORE:PFS
■タイヤ <ブリジストン>
 REGNO GR-8000 215/55 R17


難易度 ★★★★☆
作業時間 2時間前後
費用 2〜3万円



彼はエンジンルームを開けずに、いきなりワイパーを外しだしました。
2つのワイパーが外れたらようたくエンジンルームを開け、その下にある「なんとか」言う防水用のカバーのクリップを外しています。
このクリップは破損しやすいので、作業前にディーラで購入しておくと良い、とのこと。
(慣れたものだ...)
 
短時間の内に付近の物がどんどん外され、ワイパーモータに手が掛かっています...
これを外さないと「なんとか」いう防水用カバーが外れません。
 
かなりの部分が外されると、ようやくエンジンヘッド全体が見えてきました。
そして、左右のストラット部分もハッキリ見えます。
手で示しているのはストラットに止まっている板(正式名称は聞いたけれど忘れました)で、これはナットを緩めて外してしまいます。
 
譲ってもらったタワーバーは3分割のもの。
ストラットに固定する部分とバーに分かれているので、固定部を先にストラットに固定し、両方が決まったらタワーバーをネジ止めします。
タワーバーの位置がこの程度上に無いと、その下を通るアクセルワイヤーに干渉するそうで、通常良く見るストラット直付けタイプは使えません。
 
最後にタワーバーを固定したら取り付け完了
(写真では細く見えますねぇ)
外したパーツを戻すとき、エアクリーナボックス後部(注)がタワーバーと「僅か」に干渉していたので、 エアクリーナボックスの「その部分」をカッターでカットし、無事戻し終えました。

アクセルワイヤーをエアクリーナボックスに止めておく部分。 エスハイはこの部分を使っていないので、カットしても大丈夫です。

なお、カットしなくても構いませんが、走行中に擦れあって異常音が出たり、エアクリーナボックスが変形し、簡単に開かなくなります。
作業を一度見ておけばできそうですが、一人で初めて作業するのは止めた方が宜しいでしょうね。
なので、ここでは概要程度の説明にしておきます。

フロントをやるならリヤも! という事で、一緒に「Cピラーリンク」を入れてしまいました。

これは、某クラブとショップで開発した製品だそうで、ボディー剛性を高めるのに役立ちます。
バーによりリヤの見切りが悪くなりますが、慣れれば問題無いでしょう。
反面、夜間は後続車のライトがバーによって遮られるので、眩しさが減ります。

 

ボンドバイフレッシャーを乾かすのに好都合かな...



私は初代のエスティマから3台乗り継いで来ましたが、ボディー剛性の弱さは全く変わっていません。
今回、エスハイがマイナーチェンジし、フレーム合成が高くなるという話ですが、期待はできないでしょう。
なぜなら、一番の問題がスライドドアにあり、しかも新型になってからは左右で開くので、その便利性を期待するなら剛性を高めるのは無理があります。

また、皆さんが気にしているスライドドアのキシミ音は、3台乗って慣らされたせいか、納車当時から「そんなものだ」と思い気にもしていません。
エスティマ系のクルマからキシミ音を無くしたり、剛性を高めるのは無理なので、気にしないか、違う次元で考えた方が良いと思っています。

このような物を付けたことで、イヤミは「走り屋に戻った」と思うのは「思う人の勝手」ですが、私は安心運転のための一つのツールと考えています。  通常走行でも十分な効果がある物ですよ。


取り付け後のインプレです。(低速走行から規定高速走行まで)

フロント効果
ハンドルを切った感覚と同じ動作でコース取りし、特に高速道路のカーブが楽になりました。
それはΣβ180を入れたとき以上の感覚で、前に乗っていたスーパーHICAS付きのシーマの運転感覚に似ています。

リヤの効果
高速道路の繋ぎ目で、後輪が飛び跳ねるのを抑えます。
下からの突き上げはありますが、それを押さえ込んでタイヤを接地させようとします。
また、走行中の、スライドドアを含むボディー全体のキシミ音が大幅に無くなりました。
これ、3rdシートのフレーム以上に「突っ張って」くれてます(笑)。

私の車庫は3°ほど勾配があり、下がりながら左にカーブして道に出ます。
このとき、車体が大きく歪むためか、特に助手席側のスライドドアからギシギシと音が出ていました。
この音がとても小さくなっているんです。

話しによると、バックドア周辺の歪みが解消し、閉まりが良くなるという事ですが、まだ歪みが戻っていないためか、そこまで効果はありません。  しかし、バックドアを開けるときは、大変軽く開くようになりました。

Cピラーリンクは他のクラブでの開発物なので、私への問い合わせはご遠慮ください。
このストラットタワーバーの詳細、購入等については、Eメールで問い合わせください。

外見は純正エアロだが、羊の皮を被った○○!? と自己満足(笑)
しかし、この装備は「走り屋」が目的ではなく、「安心運転」の為に使っています。



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