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最近「どういう訳か」リヤバンパーを外したくなり、取説を見ながら2週間が経過しました。 どうにか外す方法が分かってきたので思い切ってやってしまいましたが、このバンパーは正式には「バンパーカバー」と言うんだそうで、本当のバンパーをカバーしているだけの物だそうです。 外して分かったことですが、このカバーは確かに「単なるカバー」なので、『消耗品』に見えてしまった自分が怖いです。 |
難易度 | ★★☆☆☆ |
作業時間 | 1時間 |
費用 | 工具代:2,000円前後 |
私は純正エアロを付けています。 エアロを付ける時はリヤバンパーを外すので、幸いなことにその手順を書いた説明書が製品に付いてきました。 それを参考にして外し方を考えて2週間。 外すのは意外と簡単ですが思わぬ落とし穴が有ったのです |
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右の写真のような工具を用意してください。 左側は「10ミリ径のディープレンチ」で深さが5センチあります。 真中は延長用で、左のディープレンチの柄の部分を延長するために使うので10〜15センチ程度の物。 右側のレンチ回しは無くても良いでしょう。(以下の説明参照) |
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この工具でどうするかと言いますと、バンパーカバーをフレームに取り付けているネジが左の写真のように奥まった所にあって、
これを回す為なのです。 単に奥まった部分ならこんな工具は不要ですが、写真をよく見てください。 中心部のボルトがえらく長いでしょう! 中間で折れていないと、赤い線程度まであります。 途中でボルトを折ってもかなり長いので、このボルトを「飲み込んで」ナットを回すために用意するのです。 ここが当作業の一番のポイントで、この対策に2週間も掛かりました。 なお、個体差ですが、ナットが緩めに止まっている場合があるそうです。 柄の長いドライバを差し込んでナットを回してみて、回るならラッキーです! |
ラゲッジルームの蓋を外し、内部にあるスチロール製のケースも取り去ります。 (外し方の詳細が不明な方は、エスハイの取扱説明書をご覧ください) 余談ですが、私はラゲッジルームの標準品以外に 4tの牽引ロープ、100A用ブスターケーブル、30m延長用ACケーブル、給油用ポンプ、三角表示板、クルマ止め、医薬品 が入っています。 ![]() ![]() ![]() |
バツクドアスカツフプレートの取りはずし。 ロープフツクのボルトをはずし、左右のロープフツクを取りはずします。 クリップのかん合をはずし、バックドアスカッフプレートを取りはずします。 |
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リヤバンパーカバーをボディーに取り付けている方法を理解しておきます。 図では全てのスクリューなどが書かれていませんが、必ず左右で対になっているので注意してください。 なお、「曲者」のボルトが長いネジは中心にある2個です。 |
リヤホイールオープニングエクステンシヨンを外します。 クリップリムーバーを使用してクリップ3個をはずし、リヤホイールオープニングエクステンシヨンを取りはずします。 (下側のフレームに止めているクリップがあります) 幾つかのスイクリューがあるので確認しながらはずします。 |
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リヤバンパーカバーをボディーに下側で止めているクリップを外します。 バンパーカバーを下側から覗き込んで、クリップリムーバーを使用し左右のクリップ2個をはずします。 |
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リヤバンパーカバーをボディーに左右で止めているスクリューを外します。 ここまでは「小手調べ」です! |
いよいよ問題のナットを外します。 左の写真の矢印部分をラゲッジルーム側から覗き込むと、真中の写真のようなゴム栓が見えます。 それを外して内部を見たのが右の写真ですが、えらく長いボルトが見えるはずです。 私に場合は純正エアロを付けていて、既にバンパーカバーを外しているのでボルトが短く見えますが、初めて開けた場合はこの倍の長さが見えるはずです。 ![]() ![]() ![]() |
このボルトがなぜ長いのか... 想像ですが、バンパーカバー取り付け時に、このボルトに対するナットが内部に落ちないようにするための「ガイド」の役割ではないか? と考えています。 |
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このままの長さだとディープレンチでもナットまで届かないので、プライヤーを使用してホールプラグの穴からボルトを矢印の位置で折り切ります。 簡単に折れるので、指で折っても切断できますが、折れた破片がバンパーカバー内部に落ちてしまうので、外した後で取り出します。 (取り付け時、新品のセットボルトを取り付ける必要はありません) ディープレンチを使ってナットを緩める場合、延長部分を素手で回してもナットは回るでしょう。 もし素手でダメなら、延長部をペンチ等で鋏んで回すと緩むと思います。 |
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いよいよバンパーカバーを外します。 バンパーカバーの左右はボディー側の凸部に溝で填まっているだけなので、左の写真のようにバンパーカバーを手前に引くと全体が外れます。 コーナーセンサー取付け車は外しながらコネクタを切ります(ロック機構あり)。 バンパーカバーは思ったより軽い(片手で軽く持てます)ので、この作業は一人でも十分にできます。 しかし、バンパーカバーが無いとエスハイも「ブザマ」ですね。 |
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左の写真はバンパーカバーに付いているリフレクタ(反射板)の裏側です。 こんなスクリューで止まってるんですね。 だからリフレクタを外そうと表側からドライバー等でコジらないほうが賢明です。 その左側のケーブルはコーナーセンサーのハーネスで、センサーはこのように止まっています。 |
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写真はバンパーカバーを外したものですが、バンパーカバーに覆われた部分の汚れが目立ちます。 外したついでに、インテリアクリーナで「中から綺麗に」ということで、掃除しておきました。(しかしブザマですね) |
写真はセンサーユニットを裏から押して、バンパーカバーから「首を出した」模様です。 センサーユニットがこのような状態になれば、次にするDIYは決まりですね! え!? 何したらよいかわからない? では「愛車自慢」を隅々まで読んでください。 ヒントが有りますよ! |
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今回バンパーカバーを外した結果、バンパーは「消耗品」という印象を受けています。 バンパーカバーがボディーに着いている時はエスハイと一体感があって、少しのキズも付けたくないと思っていましたが、これをボディーから離して見ると「消耗品」じゃないか、と思ってしまいます。 だからと言って乱暴に扱うのではありませんが、ボディーを守るものだから、それなりの働きをしてくれたら良しとしましょう。 一度外してみてください。 バンパーカバーの印象がガラッと変わりますよ!。 バンパーカバーを外したら、次はあのDIYに挑戦だ! |