Innovation for Ecology ![]() |
最近、右左折する時にドアミラーがフラッシュするクルマを見かけます。 エアスティマハイブリッドには設定がありませんが、ターンランプ付きドアミラーに交換するタイプ、ターンランプの着いたドアミラーカバーを装着するなど、いくつかのパーツが販売されています。 ここで使ったのはターンランプ単体のユニットで、ドアミラーに貼り付け配線するだけで使える代物。 コンコルドジャパン社が扱っているFCB−001(フレキシブル・サーキットボード)という商品です。 なお、購入は各地のオートバックスかコンコルドジャパン(ショップ:03−5651−0970、通販:03−5647−0195)に問い合せてください。 話を聞いて即座にショップに買いに走り、翌日は休暇を取って取り付けてしまった、と言う強者もいます。 価格が安く取付も簡単なので、今後要注意のアイテムになるでしょう。 |
難易度 | ★★☆☆☆ |
作業時間 | 2時間 |
費用 | 7,000円前後 |
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フレキシブル性のある樹脂ハウジングを使用しているので、取付面が曲面でも自在に着けられます。 オレンジLEDを片面16個使用し、遠くからでも容易に確認できる明るさです。 ユニットにはケーブルが3m付属しているので、その先をウインカーラインに接続することでドアミラーウインカーになります。 ドアミラーだけでなく、アイデアしだいで面白い使い方ができるでしょう。 |
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強力な両面テープでドアミラーなどに貼り付けます。 ケーブルを保持する金具、ウインカーラインに接続するためのエレクトロタップ(分岐コネクタ)が付属しています。 |
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FCB−001を取り付ける場所を決め、ケーブルをドアミラー内部に引き込む為の2ミリ穴を開けます。 穴を開けたくない場合、ケーブルはドアミラーの側面や下面からドアミラー内部に引き込みます。 ユニットから出ているケーブルは黒いチューブを被っています。 このままだと2ミリの穴が通らないので一旦チューブを抜き、ケーブルだけを通してからチューブを戻します。 今回はボディー同色ドミラーカバーを譲ってもらったので、カバーに取り付ける方法で説明しますが、ドアミラーに直接取り付ける場合も同様に考えて下さい。 カバーを譲って下さった「あさと」さんに感謝! |
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FCB−001をドアミラーに取り付けます。 名前のようにカーブに合わせて曲げることができるので、ドアミラーのカーブに合わせてユニットを曲げておきます。 カーブが強い場合、カーブ部分の両面テープにカッターなどで切れ目を入れておくと楽に貼りつけられます。 ドアミラー内部のケーブルは要所要所をテーピングしておきます。 一度貼り付けたものを剥がずと粘着度が下がります。 その場合はカーショップで同じ種類の両面テープを購入し、張り替えてください。 |
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ドアミラーから配線を引き回す(その1) 当初はカッコ良く、配線をミラのハーネス穴を通してドア内部に引き込もうとしましたが、これが非常に困難です。 そうならばドアミラーを外そうと考えたのですが、下で止めているネジがシール処理されており、素人では回りません。 その結果、ケーブルは外側からドア内部に引き込むことにしましたが、見てくれも良く、素人でも工事し易い結果になりました。 左の写真はドアミラーを下側から見たもので、ドアミラーから出てきたケーブルに付属のチューブを被せて見栄えを良くします。 上の写真はケーブルを止めている様子で、赤い矢印のように付属の金具で止めます。 ケーブルの先は黄色の矢印のようにピラー下部の隙間に押し込み、緩まないようにしてドアの前まで引いていきます。 下の写真はドアミラーを畳んだもので、赤い矢印のように少しケーブルが緩んでいます。 青い矢印はピラー下部の隙間に押し込んだケーブルで、初めから着いていたモールのように見えますよね! |
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ピラー下部の隙間に押し込んだケーブルをドアの前から引き込みます。 引き込んだケーブルはサイドターンランプのラインに繋ぐので、ジャバラ付近を通し (軽くタイラップ止め)、内外からの見栄えを良くします。 サイドターンランプはドアを開け、フェンダーの隙間から覗くと見え、手を伸ばせば届くような場所にあります。 こんな場所なので、ケーブルを室内に引き込み、室内からサイドターンランプ配線に繋ぐような「無駄」なことはやめ、フェンダー内部を通して繋ぎましょう。 (外から見える場所じゃないんだから) なお、サイドターンランプの外し方は別の記事を参照してください。 |
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サイドターンランプのハーネスにユニットからのケーブルを接続します。 接続には付属のエレクトロタップ(分岐コネクタ)を使いますが、ハーネスのケーブルが短いこともあり、私はハンダ付けしました。(赤い矢印:+側) ハンダ付けは狭い場所で有効ですが、十分な慣れが必要なので注意して下さい。 一般にLEDはプラス、マイナスの極性を持っているので、ユニットからのケーブルの赤はプラスに繋いで下さい。 配線が完了したら、この状態で動作テストし、不具合が無いか確認します。 |
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今回取り付けた場所は、ドアミラーの中央から側面に回り込んでいます。 このことから、進行方向よりも「斜め前方」や「やや側面」への意思表示が強くなります。 昼間、直進しているにも関わらずす、れ違うクルマの運転手が眺めていきます。 私のは白いドアミラーですが、純正の黒のドアミラーにこのターンランプを着けたら、目立つこと請け合いです。 |