Innovation for Ecology ![]() |
助手席リフトアップシート車 助手席の回転と車外へのスライドダウン操作がスイッチひとつでできます。 大きなドア開度と低いスライドダウン時の座面高で、乗り降りが楽に行えます。 シートの前後スライド(電動)も行え、ドライブの快適性にも優れています。 |
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サイドリフトアップシート車 スイッチひとつでセカンドシートが電動で回転し、車外にスライドダウンします。 車いすへの移乗がスムーズに行えます。 |
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サイドリフトアップシート車 セカンドシートが脱着でき、そのまま車いすになります。 シートの回転と車外へのスライドダウンの操作すべてをスイッチひとつの全自動で行うことができ、シートの前後スライド(電動)も行えます。 |
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私は、足が少し不自由な母の介護のため、前車と同様助手席リフトアップシートのウェルキャブ仕様を購入しました。 ウェルキャブ車には残念ながらグリーン税制は適用されませんが、障害者または障害者と生計を一にする方が福祉車両を購入する場合、消費税や自動車取得税、自動車税に関する優遇措置(自治体によって異なる場合があるが、 免除されることが多い)があるので、ウェルキャブでの本体価格の上昇分(約45万円)は、実際の取得コストにそれほど大きなインパクトはない、 と私は思っているのですが、これは人によって事情が違いますのでなんともいえません。 ちなみに、リフトアップをセカンドシートではなく助手席にしたのは、単に母が助手席が好きだからで、決してセカンドシートリフトアップだとパワーアシストドア&後席TVが装着できないから、ではありません(笑)。 前車セ○ナのリフトアップは滑台方式(椅子自体が斜め下にスライドダウンする)だったのですが、エスハイのそれは吊卸方式です。 稼働音はだんぜんエスハイのほうが静かです。 下降に必要な時間はトントンくらいですね。 ただ、エスハイ方式の方がシート後部の機構が大型となるため、左セカンドシートに座ったときの圧迫感は前車よりもちょっと強い感じがします。 また、助手席リフトアップシートが外に出る際、横を向いて下降に移った直後に少しシートの“ゆれ”が発生します。 これは吊下げ機構上の制約だと思いますが、若干見ていて不安になる方もいるかもしれません。 機能的にはまったく問題ないのですが。 前車で課題だった、シート右側アームレスト(前車の場合シート回転時にダッシュボードに当たるため装備していない)とシート前後移動機能が、エスハイのウェルキャブには装備されています。 実はこれがあることが、買い換えを考え始めたきっかけでもあります。 ただ普通のシートと異なり、座席を横から見たときに、アームレストの回転部の支点が背もたれよりも前に位置していることから、 折りたたんだ状態では上腕部がアームレストに当たってしまう上、健常者が乗り降りするとき邪魔になる感じがします。 このあたりは機能やスペースの制約で仕方ないのでしょうが、改善の余地がありそうです。 ところで、昇降操作のリモコン装備で問題がありました。 当初D担当者は、「リモコンは標準装備」と言っていたのですが、実はエスハイには設定そのものがない(純ガソリンエスのウェルキャブではMOP)ことが、 納車1ヶ月前になって判明してしまいました。 D担当者によると、バッテリーの補償問題(12Vの常時電流量が比較的大きい)のためとのことでした (純ガソリンエスも同じバッテリーなのですが、エスハイのほうが12Vバッテリーにかかる負担が大きいらしい?なら標準で大きくすればいいのに(独り言^^;)) が、私の過去の経験から考えると、障害の度合いによってはリモコンは介助者によっては非常に切実な問題なのです。 そこで、ユーザ(私)の責任でバッテリーを交換した上で、モデリスタ(ハートフルプラザ)でリモコン特装を実施してもらうことになりました。 ということで、私のエスハイの12VバッテリーはD公認で、ODYSSEY PC1200に交換しています。 もともと電装品装着を考えて、バッテリーの交換を目論んではいたので、結果オーライです。
JTさんの車内の様子はこちらでご覧ください ![]() ![]() 上の動画は「RealPlayer」が必要です。 ご用意無い方は→ ![]() |