自車を、前のクルマや障害物にきっちり密着させたい場合や、 エアロの下部を路面に擦り付けたくない場合、 「そこに目が有ったら」と思うのは私だけでしょうか? 自分のクルマにはバックモニタが二つも付いているのだから、 フロントモニタが有ってもいいのではないかと始めたのがこの実験。 その結果、アエラスの純正エアロが路面に擦る気遣いが不要になりました。 |
難易度 | ★☆☆☆☆ |
作業時間 | 1時間程度 |
費用 | 15,000円 |
趣旨なんて大袈裟なことではありませんが、 アエラスの純正エアロでさえ路面を擦ることだってあることから、これを何とかチェックできないだろうかと考えたのがCCDカメラを着ける事でした。 CCDカメラの設置場所として、本来はエアロの下部を映像化したかったのですが、 路面によるカメラ破損、防水、耐熱等の問題が発生する事から、エアロを上から覗き込むように、エアロ部分に取り付けました。 |
使用したCCDカメラは超小型のモノクロで、下記の仕様です。 ■ 画素数:27万画素 ■ 最低照度:0.02ルクス ■ レンズ径:1mm ■ 寸法:15mm×15mm ■ 電圧:12V カラー全盛の時代にモノクロ? って疑問に思われるかもしれませんが、 最低照度が「0.02ルクス」なので、夜間でも大変綺麗に写すからです。 |
(レンズ径は何と1mm!) ![]() |
購入したCCDカメラは防水型でないので、別に用意した防水ケースに入れました。 防水型のカメラもありますが、防水ケースの分大きくなる事と価格も高くなります。 写真の左にあるのはケースをエアロに取り付けるためのアルミ板です。 |
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このCCDカメラの規定電圧はDC12Vです。 クルマの電圧は11V〜14Vの範囲で変化していますので、12Vを超えた電圧を長時間加えるとCCDカメラに悪影響があります。 そのため、12V以上になっても12Vの定電圧になるように、3端子ダイオードで一定にしています。 この回路をカメラの電源ケーブルの途中に入れておきます。 |
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CCDカメラの映像をモニタ画面に表示したものです。 とても低いアングルなので、走行中に見ると気持ちが悪いほど速度感があります。 エアロ下面と路面との距離が何センチなのかは、実際に使ってみると判断つくようになるし、 フロントバンパー直前のクルマや障害物との距離も、画像で把握する事ができます。 写真の上部にはナンバープレート(字光式)枠下部が見えています。 また、角度を下げるとエアロの縁が映るので、「擦り対策」に最適です。 |
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