電源ターミナルボックスの制作

後付け電装品の電源を、まとめて管理するターミナルボックスの制作です。


 
難易度 ★★☆☆☆
作業時間 1〜2時間
費用 3,000円前後




電源ターミナルボックスをここに付けます。

センターコンソール下の「フロントコンソールボックス」を外すと現れる、エアーバックユニット。
これは見栄えも悪いですし、衝撃などを与えては大変です。
そこで、このユニットを隠しながら、しかも後付け電装品の電源供給をスマートに行うボックスを制作します。



電源ターミナルボックスです。

3mm厚、300×200のアルミ板を適当に折り曲げ加工して作りました。
中央左右に6P端子板を縦に並べACC連動電源とし、左をプラス、右をマイナス端子にしています。
端子板の間には、パネルの裏側から電源ケーブルを引くための長方形の穴が開いています。

6P端子板の右側の黄色と白のターミナルは、バッテリー直結用の電源端子で、端子の側には同様にケーブル用の穴が開いています。

パネルには動作を示すLEDランプ、また、ACCとバッテリー直結用のケーブルがコネクタ付きであります。




電源ターミナルボックス取付用の裏板です。

「フロントコンソールボックス」を取り付けていた金具に、 ターミナルボックスを止めるための裏板をネジ止めします。
この板とターミナルボックスを接合させるためのネジ穴を、予め位置を合わせて開けておきます。



電源ターミナルボックスを取り付けます。

先の裏板とターミナルボックスをネジ止めします。
配線は位置がきちんと合ってから行います。

各電装品への電源供給用のケーブルは、ターミナルボックスの裏側からパネルの穴を通して表に出し、 先端にラグ端子を付け、それを端子にネジ止めします。

ターミナルボックスの側面板は無くても良いが、有ると落ち着きます。
側面板は配線が完了してから設置します。




完成した電源ターミナルボックスです。

各配線は、側面板の裏側からフロアカーペットに出て行きますので、 目に触れる物はありません。

このターミナルボックスの裏に小さなランプが仕込んであり、 フットスイッチ(パネルにあるスイッチを左足でオン/オフ)で、助手席の足元をぼんやりと照らします。

また、パネルには小物類として、アマチュア無線用の受信ブースタスイッチとスピーカを、 両面テープで止めています。

なお、グローブボックス下側(写真の左側)のユニットは、FMリンク式のCDチェンジャの制御ユニットです。





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