内張りを剥がすテクニック


インテリアや設備機器をメンテナンスする場合、内張りを剥がします。
剥がす場合のちょっとしたコツをお教えいたします。


難易度 ★★☆☆☆
作業時間
費用 0円





内張りはフレームなどにクリップで止まっています。

クリップは写真ようなプラスチック製で、クリップをフレーム側の穴に差し込むと、 内部で開くことによって内張りを固定します。
クルマの装備品を剥がしたり着ける時に、このクリップを壊したり潰さないよう注意しましょう。



内張りを剥がす便利な道具があります。

これはその名の通り、「内張り剥がし」といい、カーショップにあります。
「内張り剥がし」を剥がしたい内張りとフレームとの間に差し込み、 曲がっている向きの反対方向に押せば、テコの原理で簡単に緩みができます。 (写真右はドアの内張りを剥がす例)

この時、フレームにキズを付けないよう注意します。





クリップを破損してしまったら...

クリップ破損は、内張りを外す時よりも、戻す(止める)時に発生します。
クリップを入れる穴がズレているのに、無理に押し込もうとすると、クリップが潰れたり、切れたりします。

破損したクリップを穴に正しく入れても、押えが緩くなり、内張りをきちんと止めることができません。
このような場合は、ディーラに頼んでクリップを購入します。

規格として、クリップ長が14、16、18mmとあり、使う場所で規格が決まりますが、 一般的にみて、16mmを余分に持っていると安心できます。
価格は1個90円。

写真はドア用、10個入りです。


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