センターコンソールパネルの照明を変えてみました

メータパネル内電球の色を赤に変えたついでに、 センターコンソールパネルの照明も同色にしてみました。


難易度 ★★☆☆☆
作業時間 1時間
費用 500円程度



メータパネルの照明色を赤(実際には赤系のオレンジ)色に変えました。
夜間運転での眩しさが無くなったのですが、視線を左にずらすとセンターコンソールパネルが旧来のままで、 違和感を感じます。

一番の違和感はエアコン制御ユニットの照明ですが、ナビとかオーディオユニットの照明については、かなりの技術を必要とするので、今回は対象外にしましょう。



<写真左>
エアコン制御ユニットは上下左右に4つのネジがあるので、それらを外してユニットを緩ませます。

<写真右>
エアコン制御ユニットをコンソールから出す時、コンソールの横壁が邪魔して出てきません。
そこで、横壁を指で広げて空間を作り、エアコン制御ユニットを取り出します。


取り出したユニットの裏側

取り出す前に、エアコン制御ユニットにリンクしているケーブルを外します。
コネクタが4個あります(写真では3個が見えています)ので、ロック機構を解除して抜いてください。
コネクタの形状が似ていても、細部が異なっていて差し込めませんので、安心して抜いてください。





エアコン制御ユニットを分解します。

<写真左>
このユニットの左右に1個ずつネジがありますので外してください。

<写真右>
次にパネルの取り外しですが、上側でも下側でもよいのですが、パネルをユニット本体に止めている「クサビ」が3個あります。
パネルとユニット本体の間に、精密ドライバーのマイナスを(できらた3本)差し込んで、同時に上に浮かすようにしてクサビからパネルを外します。



パネルを外した内部と、外した照明電球


ユニットの内部です。
照明用の電球ソケットが4個ありますので、左に回して外します。
写真右は、取り外した電球で,、長いのが3本、短いのが1本ありますので、どこの位置か覚えておいてください。 (パネルに向かって右側が短い電球です)

なお、電球が被っているキャップが薄い上に、取り外しがかなり難しく、また、電球はソケットから外れないようです。
キャップを破かないよう、十分に注意してください。



カラーキャップの細工と、ユニットへのセット方法


メータパネル用に購入したカラーキャップが余っていたので、 赤を2個、オレンジ1個(本来はすべて同じほうが良いのですが)を使います。
しかし、電球よりもキャップが大きいため、外れてしまいますので、ちょっと強引な方法を行います。

その方法とは、電球にキャップを被せるのではなく、ユニットの電球の穴にキャップを挿し込み、 そこに電球をセットするのです。
そのために、小さい電球用に1個のキャップの真ん中をカットし、大きい電球はキャップをそのまま使います。
(カットしなくても大丈夫かもしれませんが...)

キャップをエアコンユニットの「電球が入っていた穴」に差し込みます。
このとき、すんなり入りませんので「よじる」ようにしていれてください。
あまり奥まで差し込むと電球の穴から他に行ってしまいますので、ユニットの穴からズレないようにするのがコツです。


後日、私はメータパネルの説明にあるタッチアップペンで電球に塗装しました。



OFFとAUTOの照明


これでOFFとAUTOのスイッチを除く照明が、赤に変わりました。
OFFとAUTOのスイッチ照明(OFF、AUTOの文字のみ光る)を変えるのは大変ですので、 ここまでで止めるか、全てを変更するか迷ってください。

照明ランプは青の○部分にあり、プリント基板にハンダ付けされていますので、プリント基板をケースから出さないと何もできません。
工作が心配な方は、以下の手順を理解した上で判断してください。

まず、内部のプリント基板を止めている10個のネジ(緑の○)を外します。
次に、プリント基板を外しますが、ハザードスイッチ側は、赤い○部分でケースと噛み合っていますので、 細いマイナスドライバーなどを差し込んで、噛み合わせを外します。
(反対側はネジを取るだけで緩みます)

プリント基板に刺さっているコネクタは、基板にハンダ付けされているものがありますので、 抜けないからと、力を入れて引っ張ると必ず破損します。




OFFとAUTOの照明電球に色付けする


OFFとAUTOのスイッチ照明(赤い○)です。 (黄色の○はインジケータの緑色LED)

電球には緑のキャップが被っており、これがなかなか剥がれません。
腕に自信のある方は、ハンダゴテを使って電球のリード線を基板から外し、 電球を取り出して剥がしたほうが楽に作業できます。

私は不器用なのでキャップをピンセットで破き、電球に直接タッチアップペンで色付けしましたが、 色にムラが生じ、何回かやり直しました。
写真の左は変更前、右は変更後です。
電球の色が黄色っぽく見えますが、通電するとかなりの赤で光ります。





全ての照明を変えるとこんな感じです。(OFF、AUTOの照明は変えていません)



全体に赤い照明が点きますが、インジケータランプは緑色のLEDのままなので、それが表示されています。
このLEDを変えることは考えない方が良いでしょう。
かなり細かな配線変更が必要ですし、赤に緑表示なので、かえって稼動しているものが明確になりました。
これでパネル系が全て赤で統一されて、とても落ち着きがでました。


信号で横に止まったエスティマ君が、こちらを覗き込むようにして見ていたのが印象的です。


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