リアのスモール、ブレーキランプの点灯変更

これまでに皆さんから、リアのスモール、ブレーキランプの
点灯変更レポートをいただきました。
私も悪乗りしてやってみましたので、その報告を致します。


難易度 ★★☆☆☆
作業時間 ゆっくりやっても30分程度
費用 0円


最近、クルマの両端だけ点灯するのが流行っているようで、実際、両端だけブレーキランプが点灯する他車を見ましたが、 妙にカッコイイ感じです。
エスティマは全てのランプが点きますが、少し時代遅れの感もありますし、「ギラギラした後ろ姿が嫌だ」という方もいます。

ブレーキランプの幾つかを点灯しないようにしてしまうと、後続車は「ブレーキは踏まれていない」と判断されかねず、 追突される可能性もあります。

したがって、この変更は皆さんの責任にて行ってください。



現状では、スモールランプ、ブレーキランプともに全てが点灯していますので、 これらをどのような形で点けるのかを検討します。

私の場合、両端だけブレーキランプが点くのは、後続車の確認が遅れ追突の危険が多いと判断し、 左のようなイメージで点灯させることにしました。
(ブレーキ時はブレーキランプ面積が増える)

「ハイマウントストップランプが有るじゃないか」とのご指摘は分かりますが、直後にいる普通車からは見えにくいものです。




別の記事(バックランプ交換)にある手順でバックドアの内張りを剥がし、 水滴防止用ビニルを剥がします。

制動灯兼尾灯のコネクタを左に回して外し、配線を確認します。
ケーブルは3本あり、制動灯、尾灯、アースになっていますので、スモールスイッチを入れたり、 ブレーキを踏んでもらってテスターで調べてください。

(慣れてくればカラーコードで判断できるようになりますが、 初めは間違いを防ぐため、必ず検電器かテスターで調べる習慣をつけましょう)


配線変更の概念図です。

具体的な配線変更は説明いたしません。
配線変更が分からない方は、安全のためからも、この変更はしないほうが良いと思うからです。




@をカットすれば、ブレーキランプは点かず、スモールランプは点灯します。
Aをカットすれば、ブレーキランプは点灯し、スモールランプは点きません。
両方をカットすれば、ブレーキランプ、スモールランプ共に点きません。

なお、「配線をカットする」ということは、カッターやハサミで切ることです。
器用な方は、コネクタ内部に止まっている金属端子を、ケーブルごとコネクタから抜き出す、 という裏業も面白いかと思います。
どちらであっても、切った配線などは金属部分でショートしないよう、ビニルテープで絶縁します。


後で配線を戻すことを考えて、 カットした配線の両端にギボシ端子を付けておくと簡単に戻せます。


もっと簡単な配線変更があります。
それはソケット内にある金属端子と電球端子を絶縁するのです。
但し、ここは電球の発熱で熱くなりますので、熱に弱いビニルテープなどは駄目で、薄くて柔らかく、 熱に強いものが条件です。
このシートをソケット内の金属部分と電球の端子の間に入れ、電気を遮断します。
これなら配線カットは不要ですが、何がいいかは考えてください。
既に配線カットで変更した方、ごめんなさい。



絶縁シートで工作する概要を図示します(左側)
内張りを戻す前に、配線間違いが無いか動作確認します(右側)







上がスモール点灯状態、左がブレーキ点灯状態、右がバックフォグ点灯状態


デジカメの問題で赤色が黄色になっていますが、実際は赤色です。

スモール連動でバックフォグ点灯の拡大



おまけ

バックフォグ設置アイデアは、「ゆうくんのぱぱ」さんからいただきました。
バックフォグ点灯時は、バックフォグ用ランプ内のブレーキとスモールランプは、同時に点灯するようになります。


今回の変更範囲外ですが、ボディー側のコンビネーションランプを変更する場合、バックドアを開けると見えるネジを2個外し、 ケースを手前に引くとケースが出てきます。




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