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朝9時、Dラーの開店を待って乗ってきました。
まず外観。日陰に止めてあるGのライトパープル君、はじめまして。
色はシルバーに似ているが、微かにロゼを思わせるローズピンクが含まれている。
驚くのはこれからだった。車が音もなく駐車場にすべり出て来ると、まるで日の出が出る寸前の空だ!同時にウットリするような南国のサンセットを思わせる。
「ううっ!美しい!」思わず口を突いて出た。
色だけではない。ブルーに輝くレンズと燻し銀のグリル!
かーっ!いいですね、ウットリですね。
さて、運転席に座ってみる。
シートのアルカンターラは、見た目から「どやっ」というくらい高級感が漂い、暖かく吸い付くような肌触りです。
心配していたセンターコンソールは、前方がもう少し低ければなあ・・と思いましたが、さほど邪魔ではなかった。30分間の試乗中、気にならなかったので一安心です。
さあ出発しましょう。
ゆっくりとアクセルを踏むと、スーッと何の音もせず動き出しました。まるで山盛りのカレーライスに生卵を落とした感じ。(わかります?この感覚!!)耳を澄ましているとエンジンが動き出したことが判ったが、話しをしていると気づかない。
スルスルっと加速してゆくが、変速のショックが全く無く、トルコンなどとは全く違うシルキーな加速です。
アクセルをドンッと踏んでみる。
レスポンスに遅れは無い。100km。さすがにふつーにエンジンは唸る。しかし加速の間のみだ。
加速感はV6のような鋭さは無く、むしろ少し重たい感じはする、でも圧倒的な加速感を求めるコンセプトではないからタウンユースにはこれで十分です。
それより前述のように、息継ぎ感の無いシルキーな感覚がラブリーですな。
加速時と急な坂道以外はエンジン音は極めて小さく、インバーターなどのノイズも無い。しかしあえて厳しいことを言うならば、タイヤノイズは消しきれていない。
・・・とはいうもののガスエスからは幾分改善されているのだと思う。(気のせいかしら?)
いくらハイブリッドといっても、ミニバンに高級乗用車並の静けさを期待するのはまだ早いようである。
ブレーキ。
ゆっくり踏むと回生制動となるが、これまた驚くほどレスポンスや感触がいい。クリープもちゃんと作ってあるので、ペダルを緩めるとスルスルと動き出すバイ。このあたりも従来のオートマチック車と全く変わらない感じでよく出来ていますよトヨタはん!
信号で止まると、あまりの静けさにDラーのお兄ちゃんと恥ずかしい雰囲気になる。(ちょっと顔が赤くなった・・・なんでや!)
エアコンをつけても車が停止するとエンジンが止まるため、静かです。しかしバッテリー残量が少ないとエンジンが掛かるので、是非エアコンを停止して静けさを確認してください。
さあ終点。
車速感応型のドアロックはシフトをパーキングにすると解除されるため楽だ。(これって常識なんですか?僕が知らないだけかも)
車を降りてみる。
「ううっ美しい!」・・もういいってか?(怒!)
ボンネットを開けると・・いたいた、ハイブリッドシステム君が・・。
はっきり言ってカバーでよく見えない。
エアコンの配管の露がやたらに多く、エンジンルームがびしょびしょだ、もう少し何とかならないのかなあ?
簡単ですが以上です。
7月が待ち遠しいなあ〜納車。皆さんもそうでしょ?
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