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皆様、こんにちは。ゴールデンウィークを、如何お過ごしでしょうか。
この場をお借りして
ゴールデンウィークに因み、ゴールデン・プロジェクトを紹介します。
駐車中に、一般家庭等のコンセントから大容量バッテリーに充電し、近距離は電気
自動車として走行し、それ以上の遠距離はエンジンを始動した普通のハイブリッド
車として走行するプラグインハイブリッド車を自動車メーカーが研究していますが
それとは別に、何と手作りのプラグインハイブリッド車で日本縦断を計画している
グループがあります。 ・・・・・ その名は「ZEVEX」。
DIY愛好家の皆さん、胸が騒ぎませんか?
次のURLに、内容が公式発表されています。
「プラグインハイブリッド車 日本列島縦断の旅」概要
http://www.ironbarcup.com/zevex/zevex_phev.pdf
(comは、小文字に変換してご利用ください。以下も同様です。)
ZEVEXの活動等について
ZEVEX = Zero Emission Vehicle EXpedition
http://www.ironbarcup.com/zevex/
公式発表の内容を要約すると、次のような感じです。
このグループの最終目標は「風車とソーラー発電の4WD電気自動車による南極点
走破」で、その目標に向けて段階的に行っている活動の一つとして、この日本縦断
を計画したそうです。「今すぐできる自動車の環境対策」として、プラグインハイ
ブリッド車の有効性・実用性を実際に走って見せることが目的だそうです。
上記の日本列島縦断で使用するプラグインハイブリッド車は、スズキ・ジムニーを
ベースに、手作りしたものです。システムとしては、シリーズハイブリッド構成で
荷台に4台の充電器と、発電機2台を設置しています。「日本列島縦断の旅」では
搭載したハイブリッドシステムで発電したり、行く先々でコンセントを借用して充
電したりの旅になると想定していますが、極力コンセントを借用して充電すること
により、車載のハイブリッドシステムの稼動時間を減らし、日本列島縦断を通して
実走行でリッター33.3kmの燃費達成を目標としているそうです。
このプロジェクトに興味のある方は、ご自宅のコンセントで、充電支援をされては
如何でしょうか。スケジュールは次の通りですので、北海道にお住まいの方々は、
既に秒読み段階です。
・出発:北海道の宗谷岬 2007年5月9日
・到着:鹿児島県の佐多岬 2008年春
尚、現時点で分かっている充電支援の概要は、次のとおりです。
【充電支援の概要】
・充電時間帯と充電時間
日中に2時間程度
(私は、夜間の長時間充電を想定していましたが、日中に2時間という設定は
充電サポーターの方々に対する配慮かと思います。実際は、チーム内の運用
として、夜間充電をされるのではないかと勝手に想像しています。)
・コンセントの電圧と容量
AC100V、1500W(AC200Vにも対応しているようです)
エスハイの電源供給能力と同等ですが、エミッションの少ないコンセントからの
充電を希望されていますので、ご留意ください。太陽光発電等のクリーン電力を
導入されている方は、本プロジェクトの趣旨に合致しますね。
・充電支援を希望される場合の連絡先
自動車環境問題NGO「ZEVEX」代表 鈴木 一史(Kazushi Suzuki)氏
suzuki@ironbarcup.com
(例によって、comは小文字に変換してご利用ください。
尚、鈴木氏には自由空間で充電支援のPRをする旨、お伝えしてあります)
「日本列島縦断の旅」が開始されたら、想定外の事象やアクシデントも潜んでいる
可能性があります。北海道で、先に充電支援を体験された方に、実際はどのような
様子だったのか、ZEVEXの方の武勇伝やプラグインハイブリッド車のコンディ
ション、充電等列島縦断の旅の状況について、情報を提供して頂ければ幸いです。
私は、神奈川県在住ですので、充電支援は暫く先になりますが、参考にさせて頂き
たいと思います。
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崇高な理念と、堅実な実行力を持つ「ZEVEX」の皆さん方が、
無事故で目標をクリアし、佐多岬に到達されることを祈っています。
また、全国各地の充電サポーターやハイブリッド車ユーザの方々と
充実した時間を、共有されますように ・・・・・・ Bon Voyage
ボイジャー2世
2007年 5月 1日
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