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8月25日夜、福岡市東区の「海の中道大橋」で、一家5人が乗ったRV車が猛スピードの乗用車に追突され、欄干を突き破って約15メートル下の博多湾に転落しました。
車内に閉じ込められた幼児を助けるため、母親は真っ暗な海中に4回も潜ったが、残念にも幼い3人の命が奪われてしまいました。 その原因は、追突した運転手の飲酒運転です。
1999年11月28日午後3時、東京都世田谷区の東名高速道路東京インターチェンジ付近で発生した追突事故。 女児2人が焼死し、大きな社会問題となったこの原因も、飲酒運転でした。
酒を飲んで運転してはいけないことは、運転免許を持つ者だけでなく、広く知られている事実なのに、両方の事故とも、周囲の者は注意すらしていません。
先週末、ある店にクルマでやってきた中年女性2人が、ビールを飲みながら昼食をしていました。 「飲酒運転になるのでは?」と話したところ、いわゆる逆ギレされてしまいましたが、悪いことだと指摘して嫌な思いをするなら、黙認したほうが精神的に楽でしょう。
しかし、悪いことは悪いと言えない、言わない個人主義の世の中は、とても怖いと思います。
私たちは、生活を豊かにする道具として、素晴らしいエスティマハイブリッドを有しています。 それは、人様に危害を与えるために持ったものではありません。
しかし、どんなに素晴らしいクルマであっても、運転する人の気持ちしだいでは、凶器となる可能性を持っています。
飲酒運転者には「運転免許証を二度と与えない運動」をするとともに、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたします。
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