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プラグインハイブリッド車 日本列島縦断の旅 ボイジャー2世 07/5/1(火) 23:28

「東海ステージ」開始 (拙宅での充電) ボイジャー2世 08/6/2(月) 0:25
バッテリー管理について ボイジャー2世 08/6/4(水) 1:00
ドアが無い! ボイジャー2世 08/6/8(日) 9:39
EVペア・ダンス ボイジャー2世 08/6/9(月) 1:19
「魔女の箒」と「冷たい雨」 ボイジャー2世 08/6/18(水) 0:58 [添付]

「東海ステージ」開始 (拙宅での充電)
 ボイジャー2世  - 08/6/2(月) 0:25 -

引用なし
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   2007年5月9日 09:30 北海道の宗谷岬を出発したPHEVが
2008年5月31日 08:30 神奈川県の我が家へ到着しました。

ブレーカーを落とす武勇伝を何回も読んでいましたので
ZEVEXの活動に理解を頂いた隣の家から1系統を、
我が家のエアコン用コンセントから残りを給電しました。
その結果、拙宅での充電ではブレーカーはストライキを
回避してくれました。

「プラグインハイブリッド車 日本列島縦断の旅」初回
の案内の中で「ZEVEXの方はエミッションの少ない
商用電源コンセントからの充電を希望されていますので
エスハイのAC100V(1500W)利用にはご留意ください。」と
いう意味のことを記述いたしました。

その後1年の待ち時間の中で、いろいろと思案した結果
エスティマ初代ハイブリッドから、次世代のプラグイン
ハイブリッド車へ、僅かでも電力供給をすることにより
世代のバトンタッチができないだろうか、という思いに
至りました。ZEVEX代表の鈴木氏に打診したところ
快諾を頂いたので、商用電源による本充電の最後に少し
だけエスハイのAC100Vから給電させて頂きました。

これにより、初期型エスティマハイブリッドのささやか
なエネルギーがPHEVに受け継がれ、日本列島縦断の一歩
に昇華していく姿を頭の中に描いていました。
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NE...@124x36x1x134.ap124.ftth.ucom.ne.jp>

バッテリー管理について
 ボイジャー2世  - 08/6/4(水) 1:00 -

引用なし
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   PHEVのバッテリーはオプティマで、次のように構成されていました。

・駆動用   16個
・電装用    1個(駆動用の予備の位置づけでもある由)
・ウインチ用  2個(同上)
   計   19個

(尚、伴走するワンボックスのサポートカーには予備のオプティマが
 更に何個も鎮座していました)

駆動用は4個で1バンクを構成し、全体を4バンクで管理していました。
直列で使用しますから、その中に1個でも元気の無いバッテリーがあると
それが全体の足を引っ張ってしまうので、個々のバッテリーの健康状態を
常にモニターしながらの走行になります。
企業や研究所等であればロガーで自動記録するところでしょうが、予算の
枠が限られたZEVEXでは、助手席のメンバーが人間ロガーに大変身し
メーターをコネクターで切り替えて、「にらめっこ」してはノートに記録
するという涙ぐましい努力をされていました。これがかなりの激務なので
車酔いしてしまう人がいるとか。

何故、ウインチ用に2個もバッテリーを搭載しているのか質問したところ
ZEVEXの最終目的とする南極の大自然の中でスタックした時の脱出用
としては12Vのウインチは役不足であり、24Vが必然なのだそうです。
素人考えで、ウインチを外せば重量軽減にかなり貢献すると思うのですが
道無き道を進む装備を堅持するのがZEVEXの「こだわり」だそうです。
そもそも、第一に極限の環境を走破する技術を会得した母体があり、次に
ゼロエミッションの手段としてのソーラー発電や風力発電、バッテリー等
の勉強をして現在のZEVEXに至っているとのことでした。
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NE...@124x36x1x134.ap124.ftth.ucom.ne.jp>

ドアが無い!
 ボイジャー2世  - 08/6/8(日) 9:39 -

引用なし
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   以前、「たわ」さん企画による、富士スピードウェイのモビリタで
行われたエスハイ特別版の安全講習に参加させて頂きました。
メニューの中に、目玉の「時速100kmでフルブレーキ」とは全く逆、
静止状態での次の項目がありました。

◎運転姿勢の確認
35度バンクにクルマを停め、傾いた状態で一人ひとりの運転姿勢を
確認し修正するなど、正しい運転姿勢を習得する。

この時、バンクでクルマが斜めになった状態で停車し、ドアを開け
閉めするのですが、普段、水平状態でドアを開け閉めする時は何の
支障も無いのに、傾いた状態でドアの重量を支えることが、意外と
大変であることを実感しました。これは、事故や災害などでクルマ
が傾いてしまった時の車外への脱出が、ドアが何かで挟まれていな
いとしても、簡単ではないことを物語っていました。

そしてZEVEXのPHEV「SJ2001」ですが、これが実に左右の
ドアがありません。一応シンプルな屋根はありますが、後部は吹き
抜けになっていて、こちらにもドアはありません。
その理由は軽量化だそうで、目的遂行に不要と判断した贅肉部分は
削ぎ落としてありました。まるで、試合前の矢吹ジョーのようです。

1970年代の「バモスホンダ」もドアが無く、シートの横にはガード
パイプがあるだけでしたが、それに近い雰囲気です。「SJ2001」は
ガードパイプではなく、更に軽量のシートベルトそのものを、転落
防止用としてドア部分に装備していました。シートベルト1本の幅
以外は何のガードもありませんから、乗員の手足はクルマの側面へ
自由に出すことができ、転倒した時の脱出には悩まなくてすみそう
です。また、ドアはありませんが、乗員保護用のロールバーと4点
式シートベルトで安全対策されています。
現在、公道で日本列島縦断していますが、車検には何の問題も無く
パスしたそうです。

近頃燃費が改善されないとお悩みの方は、奥の手としてドア・レス
を検討されてみては如何でしょうか。
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NE...@124x36x1x134.ap124.ftth.ucom.ne.jp>

EVペア・ダンス
 ボイジャー2世  - 08/6/9(月) 1:19 -

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   2004年6月に、大磯Pホテル大駐車場で、「スピード&ビューティフル」を
テーマに、EVミゼット、ERK、フォーミュラーEVの競技が開催されました。
(因みに、EV=電気自動車、ERK=電気レーシングカートです)

以前は、
〔カーレース〕=〔爆音〕=〔若者〕=〔後期・中年の私には無関係〕と
いう公式が成立していたのですが、大前提の〔爆音〕が無いのですから、
後期・中年の私にもかなり敷居の低いイベントでありました。更に、自宅
の近くだったことと、何より「入場無料!」でしたので、どのようなもの
なのか様子を見に行きました。

EVなので、排気音ではなくタイヤの接地音が響く普通と違う雰囲気の中で
競技が行われました。騒音源のエンジンが無いことで、エスハイにおける
モーター走行と同様、それはある程度想像していたのですが、意外だった
のはEVによるペア・ダンスでした。

フィギュア・スケートのアイス・ダンスを思い浮かべてみてください。
美しい音楽を背景に、スタイル抜群のスケーターが氷上で優雅な舞を披露
する種目です。それを、氷上を路面に変えEVの種目にしてしまったのです。
爆音があれば、美しい音楽を背景にという設定は不可能ですが、殆ど無音
のEVであればそれが可能になります。そして、大磯Pホテル大駐車場では
名曲をバックに、その優雅なEVペアダンスを、無料!のS席で見ることが
できました。

ガードマンがいるわけでもないので、競技の前後には実車の中を覗き込む
ことも自由で、シンプルな構造に秘められた試行錯誤の苦難の履歴を肌で
感じました。私は、全くの部外者であり、更に内気が服を着ているような
性格なので、カラフルなレーシングスーツのドライバーや地味なオーバー
オールのメカニックの方と話をすることもできず、未知のハードウエア群
を、ずっと眺めていたのでした。

やがて華麗な競技はフィニッシュを迎え、とてもクールなあるドライバー
が優勝しました。EV競技の運営スタッフの数が充分でないようだったこと
から、近くにいた部外者の私も自然と表彰台の設営やテントの移動などの
準備を手伝っていました。そこで、優勝したドライバーと直接話す機会は
ありませんでしたが、私も同じファミリーの一員になったような充実感が
ありました。

・・・・・・ 時は過ぎて ・・・・・・

それから4年近くたった2008年5月31日、我が家を訪れたZEVEXの方と
いろいろな話をする中で、大磯Pホテルの大駐車場で優勝したカラフルな
レーシングスーツのとてもクールな件のドライバーは、私の目の前にいる
ZEVEX代表鈴木氏本人であった・・・・・ことが判明したのでした。

新しいものに挑戦する意気込みと共に、再び現れたZEVEXの方々との
不思議なめぐり合いを感じる充電サポートとなりました。
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NE...@124x36x1x134.ap124.ftth.ucom.ne.jp>

「魔女の箒」と「冷たい雨」
 ボイジャー2世  - 08/6/18(水) 0:58 -

引用なし
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[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : zevex02.jpg
・サイズ : 20.6KB
   〔充電準備とPHEV到着〕
思い出しながら書いていたら、時系列ではなくなってしまいました・・・・・
ごめんなさい、内容が前後しています。

自宅は、ごく普通の集合住宅の6階にありますが、駐車場は1階にあります。
丁度、我が家のベランダの真下に、ビジター用駐車スペースAがありますので
其処に駐車して充電するプランをたてました。6階の給電用アウトレットから
充電されるPHEVまでの電源ケーブルが、これで最短となります。

充電当日は、早朝からビジター用駐車スペースAに作業用シートを敷き詰めて
通勤用自転車「我が青春のアルカディア五世」を解体整備することで、PHEVの
駐車スペースをさり気無く確保しようと画策していました。PC上の空論です
から、ここまでは順調にイメージトレーニングできました。

ところが、充電前夜に帰宅すると、ビジター用駐車スペースAに全く無関係な
クルマが既に鎮座していました。その後、「奥様は魔女の箒」を逆さに立てて
も何の効果も無く、結局そのお邪魔グルマは翌日まで微動だにしませんでした。

仕方無く別のビジター用駐車スペースBを利用することになるのですが、Aと
Bの間は裏の駐車場へ行く通路になっており、Aに下ろしたケーブルを、その
ままBへ持っていけません。結局、最短距離での給電を諦めて、「一刻館」な
らぬごく普通の集合住宅の住人たちに不信感を抱かせないよう、延々とルーフ
バルコニー&横の外壁を経由し、臨時のビジター用駐車スペースBへ裏側から
給電することを決断しました。時間を節約するために、とりあえず手持ちの
災害支援用電源ケーブルで作業を始めました。

この季節に、何故か外はハイファイセット特別出演による「冷たい雨」です。
やがて、その雨の中をZEVEXの皆さんが到着されました。この時を、如何
に迎えようかと1年の間あれこれとドラマチックなことを考えていたのですが、
「冷たい雨」の中をドアの無いPHEVで走ってきた現実が後押しして「トイレ」
が最優先解決課題でした。まぁ、これが現実ですね。用意していた「熱烈歓迎
ZEVEX御一行様」のバナーも気に入って頂きました。

この後の予定がタイトなので、挨拶もそこそこに、充電の準備に着手しました。
電源ケーブルが角でストレスを受けないように養生しながら這わすのですが、
「冷たい雨」の中というだけで想定外の時間がかかってしまいました。やがて
不名誉なブレーカー断にならないよう祈りながら、待ちに待った「充電開始」。
やっと一息いれられる状況になり、駐車場の空きスペースに臨時のテーブルを
セットし、熱いコーヒーを淹れながら、ZEVEXの皆さんの数々の武勇伝に
耳を傾けることができました。

その活動のスケールの違いと行動力は足元にも及びませんが、波長が一致した
とでもいうのでしょうか、初めてお会いしたような感じではなく、とても身近
な印象をうけました。最後は、電圧・電流等をモニタしながら、エスハイから
僅かな充電を行い、我が家でのサポートを終了しました。

これから何年か先の未来に、ZEVEXの皆さんが南極点に達したとき、この
日の「冷たい雨」と駐車場で交わした会話や雰囲気が、掛け替えの無い記憶と
して浮かんでくることと思います。

添付画像
【zevex02.jpg : 20.6KB】
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NE...@124x36x1x134.ap124.ftth.ucom.ne.jp>

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