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プラグインハイブリッド車 日本列島縦断の旅 ボイジャー2世 07/5/1(火) 23:28
「北海道ステージ」完走! ボイジャー2世 07/5/18(金) 1:15
次は「東北ステージ」 ボイジャー2世 07/5/20(日) 1:35
「東北ステージ」について ボイジャー2世 07/7/13(金) 1:17
東北ステージの日程 ボイジャー2世 07/7/20(金) 0:46
「東北ステージ」終了 ボイジャー2世 07/8/13(月) 0:32
「北関東ステージ」概要 ボイジャー2世 07/10/11(木) 1:48
「北関東ステージ」仮ゴール ボイジャー2世 07/10/18(木) 2:05
「北関東ステージ」セレモニーラン終了 ボイジャー2世 07/11/7(水) 1:55
東京ちょっと前ステージ ボイジャー2世 08/1/24(木) 1:25
「東京ステージ」終了 ボイジャー2世 08/3/22(土) 7:07
「東海ステージ」開始 (拙宅での充電) ボイジャー2世 08/6/2(月) 0:25
バッテリー管理について ボイジャー2世 08/6/4(水) 1:00
ドアが無い! ボイジャー2世 08/6/8(日) 9:39
EVペア・ダンス ボイジャー2世 08/6/9(月) 1:19
「魔女の箒」と「冷たい雨」 ボイジャー2世 08/6/18(水) 0:58 [添付]
「東海ステージ LEG3終了」 ボイジャー2世 08/9/21(日) 23:33
「東海ステージ」公式記録 ボイジャー2世 09/2/9(月) 0:06
「関西ステージ」公式記録 ボイジャー2世 09/4/12(日) 0:28
ゴール寸前! ボイジャー2世 09/5/29(金) 1:06
ゴール!!!!!! ボイジャー2世 09/5/30(土) 10:12
番外編 〔i-MiEV〕 ボイジャー2世 10/5/31(月) 1:08

プラグインハイブリッド車 日本列島縦断の旅
 ボイジャー2世  - 07/5/1(火) 23:28 -

引用なし
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   皆様、こんにちは。ゴールデンウィークを、如何お過ごしでしょうか。
この場をお借りして
ゴールデンウィークに因み、ゴールデン・プロジェクトを紹介します。

駐車中に、一般家庭等のコンセントから大容量バッテリーに充電し、近距離は電気
自動車として走行し、それ以上の遠距離はエンジンを始動した普通のハイブリッド
車として走行するプラグインハイブリッド車を自動車メーカーが研究していますが
それとは別に、何と手作りのプラグインハイブリッド車で日本縦断を計画している
グループがあります。 ・・・・・ その名は「ZEVEX」。
DIY愛好家の皆さん、胸が騒ぎませんか?
次のURLに、内容が公式発表されています。


 「プラグインハイブリッド車 日本列島縦断の旅」概要
 http://www.ironbarcup.com/zevex/zevex_phev.pdf
 (comは、小文字に変換してご利用ください。以下も同様です。)


 ZEVEXの活動等について
 ZEVEX = Zero Emission Vehicle EXpedition
 http://www.ironbarcup.com/zevex/


公式発表の内容を要約すると、次のような感じです。
このグループの最終目標は「風車とソーラー発電の4WD電気自動車による南極点
走破」で、その目標に向けて段階的に行っている活動の一つとして、この日本縦断
を計画したそうです。「今すぐできる自動車の環境対策」として、プラグインハイ
ブリッド車の有効性・実用性を実際に走って見せることが目的だそうです。

上記の日本列島縦断で使用するプラグインハイブリッド車は、スズキ・ジムニーを
ベースに、手作りしたものです。システムとしては、シリーズハイブリッド構成で
荷台に4台の充電器と、発電機2台を設置しています。「日本列島縦断の旅」では
搭載したハイブリッドシステムで発電したり、行く先々でコンセントを借用して充
電したりの旅になると想定していますが、極力コンセントを借用して充電すること
により、車載のハイブリッドシステムの稼動時間を減らし、日本列島縦断を通して
実走行でリッター33.3kmの燃費達成を目標としているそうです。


このプロジェクトに興味のある方は、ご自宅のコンセントで、充電支援をされては
如何でしょうか。スケジュールは次の通りですので、北海道にお住まいの方々は、
既に秒読み段階です。

・出発:北海道の宗谷岬  2007年5月9日
・到着:鹿児島県の佐多岬 2008年春


尚、現時点で分かっている充電支援の概要は、次のとおりです。

【充電支援の概要】

・充電時間帯と充電時間
 日中に2時間程度
 (私は、夜間の長時間充電を想定していましたが、日中に2時間という設定は
  充電サポーターの方々に対する配慮かと思います。実際は、チーム内の運用
  として、夜間充電をされるのではないかと勝手に想像しています。)

・コンセントの電圧と容量
 AC100V、1500W(AC200Vにも対応しているようです)
 エスハイの電源供給能力と同等ですが、エミッションの少ないコンセントからの
 充電を希望されていますので、ご留意ください。太陽光発電等のクリーン電力を
 導入されている方は、本プロジェクトの趣旨に合致しますね。

・充電支援を希望される場合の連絡先
 自動車環境問題NGO「ZEVEX」代表 鈴木 一史(Kazushi Suzuki)氏
 suzuki@ironbarcup.com
 (例によって、comは小文字に変換してご利用ください。
  尚、鈴木氏には自由空間で充電支援のPRをする旨、お伝えしてあります)


「日本列島縦断の旅」が開始されたら、想定外の事象やアクシデントも潜んでいる
可能性があります。北海道で、先に充電支援を体験された方に、実際はどのような
様子だったのか、ZEVEXの方の武勇伝やプラグインハイブリッド車のコンディ
ション、充電等列島縦断の旅の状況について、情報を提供して頂ければ幸いです。
私は、神奈川県在住ですので、充電支援は暫く先になりますが、参考にさせて頂き
たいと思います。


_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

  崇高な理念と、堅実な実行力を持つ「ZEVEX」の皆さん方が、
   無事故で目標をクリアし、佐多岬に到達されることを祈っています。
    また、全国各地の充電サポーターやハイブリッド車ユーザの方々と
     充実した時間を、共有されますように ・・・・・・ Bon Voyage

                           ボイジャー2世
                           2007年 5月 1日

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NE...@124x36x1x134.ap124.ftth.ucom.ne.jp>

「北海道ステージ」完走!
 ボイジャー2世  - 07/5/18(金) 1:15 -

引用なし
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   イヤミさん、皆さん、こんにちは。
ボイジャー2世です。

手造りプラグインハイブリッドカー日本列島縦断の旅「北海道ステージ」が
無事(ブレーカー断は除く)終了したようです。
「ZEVEX」キャラバン隊の皆様、お疲れさまでした。

イヤミさんにリンクして頂いた速報ブログによると、気になる燃費等に関して
ZEVEX代表:鈴木氏が、次のように公表されています。

■総走行距離:658.3km
■トータル燃費:26.33km/L
■コンセントをお借りした場所:21箇所
■飛び込みで充電をお願いした回数:7回(内、断られた回数2回)
■落としたブレーカー:3つ (う〜ん!)

充電サポーターの皆さんは、ご家庭の消費電力に改めて留意が必要ですね。
次は本州ですが、充電サポーターの皆さんと共に、燃費改善に貢献できればと
思います。

次のステージが、楽しみです。
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NE...@124x36x1x134.ap124.ftth.ucom.ne.jp>

次は「東北ステージ」
 ボイジャー2世  - 07/5/20(日) 1:35 -

引用なし
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   イヤミさん、皆さん、こんにちは。
ボイジャー2世です。

「北海道ステージ」が一段落して、ZEVEXの皆さんは
一旦、本来の平和な日常生活に戻られたようです。
次は「東北ステージ」となりますが、ZEVEX代表:鈴木氏によると

■時期は、夏頃を予定
■国道4号線沿の充電サポーターを探している

そうです。
国道4号線沿にお住まいで興味のある方は、
鈴木氏に連絡をとられては如何でしょうか。
連絡先は、次のとおりです。

 suzuki@ironbarcup.com
(comは小文字に変換して、ご利用ください。


それでは。
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NE...@124x36x1x134.ap124.ftth.ucom.ne.jp>

「東北ステージ」について
 ボイジャー2世  - 07/7/13(金) 1:17 -

引用なし
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   イヤミさん、皆さん、こんにちは。
ボイジャー2世です。

7月11日付の YOMIURI ONLINE に、「【トレンドランナー】会社員の冒険」と題して
ZEVEXの活動が紹介されていました。
その記事によりますと、「東北ステージ」は、

■ 青森市内の「フェリー乗り場」から
■ 宮城県庁までを
■ 7月下旬から8月上旬にかけ走行する予定

だそうです。あと、僅かですね。
中でも、八戸市内ではバイオ燃料で発電した電気の供給を受けるそうで、
あれこれと工夫をされるようです。

それでは。
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NE...@124x36x1x134.ap124.ftth.ucom.ne.jp>

東北ステージの日程
 ボイジャー2世  - 07/7/20(金) 0:46 -

引用なし
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   イヤミさん、皆さん、こんにちは。
ボイジャー2世です。

東北ステージは、次の日程で行われるようです。

〔1日目〕7月29日:青森フェリー乗り場〜平内町〜六ヶ所村〜東北町:(69.9km)
〔2日目〕7月30日:東北町〜三沢市〜八戸市〜三戸町:(80.7km)
〔3日目〕7月31日:三戸町〜岩手町道の駅「石神の丘」〜盛岡市:(101.4km)
〔4日目〕8月 1日:盛岡市〜花巻市〜北上市〜奥州市:(77.6km)
〔5日目〕8月 2日:奥州市〜一関市〜栗原市:(40.3km)
〔6日目〕8月 3日:栗原市〜大崎市〜仙台市 宮城県庁:(66.2km)


それでは。
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NE...@124x36x1x134.ap124.ftth.ucom.ne.jp>

「東北ステージ」終了
 ボイジャー2世  - 07/8/13(月) 0:32 -

引用なし
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   イヤミさん、皆さん、こんにちは。
ボイジャー2世です。

手造りプラグインハイブリッドカー日本列島縦断の旅「東北ステージ」が終了し
メンバーの皆様も無事に、ご自宅へ戻られたようです。
「ZEVEX」キャラバン隊の皆様、暑い中をお疲れさまでした。

公式記録が、次の通り発表されました。

■宗谷岬からのトータル走行距離:1092.8km
■トータル燃費:37.06km/L
■飛び込みで充電をお願いした回数:1回
■落としたブレーカー:3つ (う〜ん!)

北海道ステージのみの燃費が26.33km/Lでしたから、
東北ステージではかなり好調だったということになりますね。
運用のノウハウも蓄積されてきていると思いますので、今後が楽しみです。

それでは、また。
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NE...@124x36x1x134.ap124.ftth.ucom.ne.jp>

「北関東ステージ」概要
 ボイジャー2世  - 07/10/11(木) 1:48 -

引用なし
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   イヤミさん、皆さん、こんにちは。
ボイジャー2世です。

あっという間に秋になってしまいましたが、
下記の日程で「北関東ステージ」が行われます。


10/13 宮城県庁前 〜 福島市     80.0km

10/14 福島市 〜 白河市       88.6km

10/15 白河市 〜 宇都宮市      87.3km

10/16 宇都宮市 〜 筑波サーキット  71.4km

              計  327.3km

今回は、リッター33.3kmの燃費記録を維持する為に必要な
充電ポイントを確保できたようです。
果たして結果は如何に・・・

また、充電サポートをされた方には、簡易型電力積算計の指示に
に基づき電気料金を支払うとのこと。更に、希望すれば次の充電
ポイントまで電気自動車の助手席に乗って頂くことも考えている
という大判振る舞い。

私が子供の頃、家の前に縁日の屋台が店を開いた時に、我が家の
コンセントから給電したのですが、その時は当然計測器など無く
ドンブリ勘定の謝礼(売れ残りの現物支給?)だったようなこと
を思い出しました。


「北関東ステージ」も、無事故でゴールできますように・・・・

それでは、また。
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NE...@124x36x1x134.ap124.ftth.ucom.ne.jp>

「北関東ステージ」仮ゴール
 ボイジャー2世  - 07/10/18(木) 2:05 -

引用なし
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   キャラバン隊は、予定通り10月16日に、筑波サーキットの正門前に
到着されました。
ご無事で、何よりです。

公式なゴールは、11月3日にサーキット本コースのゴールラインまで
お預けだそうです。その晴舞台では、パラソルを持った美女たちに
包囲されて、身動きできない程の祝福を受けるのでしょうか。

電費の結果が楽しみです。


それでは、また。
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NE...@124x36x1x134.ap124.ftth.ucom.ne.jp>

「北関東ステージ」セレモニーラン終了
 ボイジャー2世  - 07/11/7(水) 1:55 -

引用なし
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   11月3日、筑波サーキットのメインストレート上でコントロールラインを踏み、
無事セレモニーランを終了したそうです。

ブログに公開された公式記録を、転記させて頂きます。

■ PHEV日本列島縦断の旅 北関東ステージ公式記録
  2007年10月13日(土)-2007年11月03日(土)

  ・総走行距離:338.4km
  ・発電機で使用したガソリン量:3.7L
  ・トータル燃費:91.46km/L
  ・コンセントをお借りした場所:11箇所
  ・今や恒例となった「落としたブレーカー」:7つ!

■宗谷岬からのトータル燃費記録
  ・トータル走行距離:1431.2km
  ・発電機で使用したトータルガソリン量:33.19L
  ・トータル燃費:43.12km/L


次のステージで、私の住む神奈川県が含まれるのか否か
とても楽しみです。

それでは、また。
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NE...@124x36x1x134.ap124.ftth.ucom.ne.jp>

東京ちょっと前ステージ
 ボイジャー2世  - 08/1/24(木) 1:25 -

引用なし
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   皆様、こんにちは。
寒くなって、バッテリーの活性が低くなり、
満充電からピュアEVとして走行可能な
距離が短くなってしまったことに対応する為
「東京ちょっと前ステージ」が行われました。

ドアの無いプラグイン・ハイブリッド・カーで
寒空の中、ご苦労さまでした。
その状況は、ブログに掲載されていますので
興味のある方は、暖かな部屋でご覧ください。

次のステージが、楽しみです。
それでは。
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NE...@124x36x1x134.ap124.ftth.ucom.ne.jp>

「東京ステージ」終了
 ボイジャー2世  - 08/3/22(土) 7:07 -

引用なし
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   皆様。
3月17日に東京ステージが終了し、プラグインハイブリッドカーSJ2001は
現在、神奈川県川崎市のZEVEX川崎ピットで静養中のようです。

WEB情報サイト「マイコミジャーナル」に掲載された情報によると

・宗谷岬から川崎まで、約1,560kmを約60ポイントの充電で走行
・電費は、
 1. 各ステージスタート時の深夜料金を利用したフル充電に約150円
 2. その後、2時間の充電(約80円)で15kmが走行可能
 3. 車載発電機による走行サポートを受けるために消費したガソリンは約37L
 という状況で、平均燃費は40km以上。

今後は、このまま東海・関西・中国・九州地方へとステージを移し、今秋に
鹿児島の佐多岬ゴール地点に至る予定だそうです。

いよいよ、拙宅で充電サポートするステージに突入ですので、慌てて部屋を
片付けています。

それでは。
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NE...@124x36x1x134.ap124.ftth.ucom.ne.jp>

「東海ステージ」開始 (拙宅での充電)
 ボイジャー2世  - 08/6/2(月) 0:25 -

引用なし
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   2007年5月9日 09:30 北海道の宗谷岬を出発したPHEVが
2008年5月31日 08:30 神奈川県の我が家へ到着しました。

ブレーカーを落とす武勇伝を何回も読んでいましたので
ZEVEXの活動に理解を頂いた隣の家から1系統を、
我が家のエアコン用コンセントから残りを給電しました。
その結果、拙宅での充電ではブレーカーはストライキを
回避してくれました。

「プラグインハイブリッド車 日本列島縦断の旅」初回
の案内の中で「ZEVEXの方はエミッションの少ない
商用電源コンセントからの充電を希望されていますので
エスハイのAC100V(1500W)利用にはご留意ください。」と
いう意味のことを記述いたしました。

その後1年の待ち時間の中で、いろいろと思案した結果
エスティマ初代ハイブリッドから、次世代のプラグイン
ハイブリッド車へ、僅かでも電力供給をすることにより
世代のバトンタッチができないだろうか、という思いに
至りました。ZEVEX代表の鈴木氏に打診したところ
快諾を頂いたので、商用電源による本充電の最後に少し
だけエスハイのAC100Vから給電させて頂きました。

これにより、初期型エスティマハイブリッドのささやか
なエネルギーがPHEVに受け継がれ、日本列島縦断の一歩
に昇華していく姿を頭の中に描いていました。
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NE...@124x36x1x134.ap124.ftth.ucom.ne.jp>

バッテリー管理について
 ボイジャー2世  - 08/6/4(水) 1:00 -

引用なし
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   PHEVのバッテリーはオプティマで、次のように構成されていました。

・駆動用   16個
・電装用    1個(駆動用の予備の位置づけでもある由)
・ウインチ用  2個(同上)
   計   19個

(尚、伴走するワンボックスのサポートカーには予備のオプティマが
 更に何個も鎮座していました)

駆動用は4個で1バンクを構成し、全体を4バンクで管理していました。
直列で使用しますから、その中に1個でも元気の無いバッテリーがあると
それが全体の足を引っ張ってしまうので、個々のバッテリーの健康状態を
常にモニターしながらの走行になります。
企業や研究所等であればロガーで自動記録するところでしょうが、予算の
枠が限られたZEVEXでは、助手席のメンバーが人間ロガーに大変身し
メーターをコネクターで切り替えて、「にらめっこ」してはノートに記録
するという涙ぐましい努力をされていました。これがかなりの激務なので
車酔いしてしまう人がいるとか。

何故、ウインチ用に2個もバッテリーを搭載しているのか質問したところ
ZEVEXの最終目的とする南極の大自然の中でスタックした時の脱出用
としては12Vのウインチは役不足であり、24Vが必然なのだそうです。
素人考えで、ウインチを外せば重量軽減にかなり貢献すると思うのですが
道無き道を進む装備を堅持するのがZEVEXの「こだわり」だそうです。
そもそも、第一に極限の環境を走破する技術を会得した母体があり、次に
ゼロエミッションの手段としてのソーラー発電や風力発電、バッテリー等
の勉強をして現在のZEVEXに至っているとのことでした。
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NE...@124x36x1x134.ap124.ftth.ucom.ne.jp>

ドアが無い!
 ボイジャー2世  - 08/6/8(日) 9:39 -

引用なし
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   以前、「たわ」さん企画による、富士スピードウェイのモビリタで
行われたエスハイ特別版の安全講習に参加させて頂きました。
メニューの中に、目玉の「時速100kmでフルブレーキ」とは全く逆、
静止状態での次の項目がありました。

◎運転姿勢の確認
35度バンクにクルマを停め、傾いた状態で一人ひとりの運転姿勢を
確認し修正するなど、正しい運転姿勢を習得する。

この時、バンクでクルマが斜めになった状態で停車し、ドアを開け
閉めするのですが、普段、水平状態でドアを開け閉めする時は何の
支障も無いのに、傾いた状態でドアの重量を支えることが、意外と
大変であることを実感しました。これは、事故や災害などでクルマ
が傾いてしまった時の車外への脱出が、ドアが何かで挟まれていな
いとしても、簡単ではないことを物語っていました。

そしてZEVEXのPHEV「SJ2001」ですが、これが実に左右の
ドアがありません。一応シンプルな屋根はありますが、後部は吹き
抜けになっていて、こちらにもドアはありません。
その理由は軽量化だそうで、目的遂行に不要と判断した贅肉部分は
削ぎ落としてありました。まるで、試合前の矢吹ジョーのようです。

1970年代の「バモスホンダ」もドアが無く、シートの横にはガード
パイプがあるだけでしたが、それに近い雰囲気です。「SJ2001」は
ガードパイプではなく、更に軽量のシートベルトそのものを、転落
防止用としてドア部分に装備していました。シートベルト1本の幅
以外は何のガードもありませんから、乗員の手足はクルマの側面へ
自由に出すことができ、転倒した時の脱出には悩まなくてすみそう
です。また、ドアはありませんが、乗員保護用のロールバーと4点
式シートベルトで安全対策されています。
現在、公道で日本列島縦断していますが、車検には何の問題も無く
パスしたそうです。

近頃燃費が改善されないとお悩みの方は、奥の手としてドア・レス
を検討されてみては如何でしょうか。
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NE...@124x36x1x134.ap124.ftth.ucom.ne.jp>

EVペア・ダンス
 ボイジャー2世  - 08/6/9(月) 1:19 -

引用なし
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   2004年6月に、大磯Pホテル大駐車場で、「スピード&ビューティフル」を
テーマに、EVミゼット、ERK、フォーミュラーEVの競技が開催されました。
(因みに、EV=電気自動車、ERK=電気レーシングカートです)

以前は、
〔カーレース〕=〔爆音〕=〔若者〕=〔後期・中年の私には無関係〕と
いう公式が成立していたのですが、大前提の〔爆音〕が無いのですから、
後期・中年の私にもかなり敷居の低いイベントでありました。更に、自宅
の近くだったことと、何より「入場無料!」でしたので、どのようなもの
なのか様子を見に行きました。

EVなので、排気音ではなくタイヤの接地音が響く普通と違う雰囲気の中で
競技が行われました。騒音源のエンジンが無いことで、エスハイにおける
モーター走行と同様、それはある程度想像していたのですが、意外だった
のはEVによるペア・ダンスでした。

フィギュア・スケートのアイス・ダンスを思い浮かべてみてください。
美しい音楽を背景に、スタイル抜群のスケーターが氷上で優雅な舞を披露
する種目です。それを、氷上を路面に変えEVの種目にしてしまったのです。
爆音があれば、美しい音楽を背景にという設定は不可能ですが、殆ど無音
のEVであればそれが可能になります。そして、大磯Pホテル大駐車場では
名曲をバックに、その優雅なEVペアダンスを、無料!のS席で見ることが
できました。

ガードマンがいるわけでもないので、競技の前後には実車の中を覗き込む
ことも自由で、シンプルな構造に秘められた試行錯誤の苦難の履歴を肌で
感じました。私は、全くの部外者であり、更に内気が服を着ているような
性格なので、カラフルなレーシングスーツのドライバーや地味なオーバー
オールのメカニックの方と話をすることもできず、未知のハードウエア群
を、ずっと眺めていたのでした。

やがて華麗な競技はフィニッシュを迎え、とてもクールなあるドライバー
が優勝しました。EV競技の運営スタッフの数が充分でないようだったこと
から、近くにいた部外者の私も自然と表彰台の設営やテントの移動などの
準備を手伝っていました。そこで、優勝したドライバーと直接話す機会は
ありませんでしたが、私も同じファミリーの一員になったような充実感が
ありました。

・・・・・・ 時は過ぎて ・・・・・・

それから4年近くたった2008年5月31日、我が家を訪れたZEVEXの方と
いろいろな話をする中で、大磯Pホテルの大駐車場で優勝したカラフルな
レーシングスーツのとてもクールな件のドライバーは、私の目の前にいる
ZEVEX代表鈴木氏本人であった・・・・・ことが判明したのでした。

新しいものに挑戦する意気込みと共に、再び現れたZEVEXの方々との
不思議なめぐり合いを感じる充電サポートとなりました。
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NE...@124x36x1x134.ap124.ftth.ucom.ne.jp>

「魔女の箒」と「冷たい雨」
 ボイジャー2世  - 08/6/18(水) 0:58 -

引用なし
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[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : zevex02.jpg
・サイズ : 20.6KB
   〔充電準備とPHEV到着〕
思い出しながら書いていたら、時系列ではなくなってしまいました・・・・・
ごめんなさい、内容が前後しています。

自宅は、ごく普通の集合住宅の6階にありますが、駐車場は1階にあります。
丁度、我が家のベランダの真下に、ビジター用駐車スペースAがありますので
其処に駐車して充電するプランをたてました。6階の給電用アウトレットから
充電されるPHEVまでの電源ケーブルが、これで最短となります。

充電当日は、早朝からビジター用駐車スペースAに作業用シートを敷き詰めて
通勤用自転車「我が青春のアルカディア五世」を解体整備することで、PHEVの
駐車スペースをさり気無く確保しようと画策していました。PC上の空論です
から、ここまでは順調にイメージトレーニングできました。

ところが、充電前夜に帰宅すると、ビジター用駐車スペースAに全く無関係な
クルマが既に鎮座していました。その後、「奥様は魔女の箒」を逆さに立てて
も何の効果も無く、結局そのお邪魔グルマは翌日まで微動だにしませんでした。

仕方無く別のビジター用駐車スペースBを利用することになるのですが、Aと
Bの間は裏の駐車場へ行く通路になっており、Aに下ろしたケーブルを、その
ままBへ持っていけません。結局、最短距離での給電を諦めて、「一刻館」な
らぬごく普通の集合住宅の住人たちに不信感を抱かせないよう、延々とルーフ
バルコニー&横の外壁を経由し、臨時のビジター用駐車スペースBへ裏側から
給電することを決断しました。時間を節約するために、とりあえず手持ちの
災害支援用電源ケーブルで作業を始めました。

この季節に、何故か外はハイファイセット特別出演による「冷たい雨」です。
やがて、その雨の中をZEVEXの皆さんが到着されました。この時を、如何
に迎えようかと1年の間あれこれとドラマチックなことを考えていたのですが、
「冷たい雨」の中をドアの無いPHEVで走ってきた現実が後押しして「トイレ」
が最優先解決課題でした。まぁ、これが現実ですね。用意していた「熱烈歓迎
ZEVEX御一行様」のバナーも気に入って頂きました。

この後の予定がタイトなので、挨拶もそこそこに、充電の準備に着手しました。
電源ケーブルが角でストレスを受けないように養生しながら這わすのですが、
「冷たい雨」の中というだけで想定外の時間がかかってしまいました。やがて
不名誉なブレーカー断にならないよう祈りながら、待ちに待った「充電開始」。
やっと一息いれられる状況になり、駐車場の空きスペースに臨時のテーブルを
セットし、熱いコーヒーを淹れながら、ZEVEXの皆さんの数々の武勇伝に
耳を傾けることができました。

その活動のスケールの違いと行動力は足元にも及びませんが、波長が一致した
とでもいうのでしょうか、初めてお会いしたような感じではなく、とても身近
な印象をうけました。最後は、電圧・電流等をモニタしながら、エスハイから
僅かな充電を行い、我が家でのサポートを終了しました。

これから何年か先の未来に、ZEVEXの皆さんが南極点に達したとき、この
日の「冷たい雨」と駐車場で交わした会話や雰囲気が、掛け替えの無い記憶と
して浮かんでくることと思います。

添付画像
【zevex02.jpg : 20.6KB】
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NE...@124x36x1x134.ap124.ftth.ucom.ne.jp>

「東海ステージ LEG3終了」
 ボイジャー2世  - 08/9/21(日) 23:33 -

引用なし
パスワード
   拙宅での充電から3ヶ月以上経過した9月某日、外出から自宅へ戻ったところ
近くの路上に、湘南界隈には珍しい京都ナンバーで電動ウインチ付の4WD車
が停車していました。その車の雰囲気はZEVEXそのものでしたから、気に
なりながらエスハイから降りたのですが、果たして其処にはZEVEX代表の
鈴木氏がニコニコしながら立っていました。

それは、この後のプロジェクトでサハリンへ行く4WD車だそうで、京都から
延々と下道を走ってきた由。ナポレオン並みの睡眠時間といい、本当にタフな
方です。
その4WD車は既に国際ナンバーも登録済で、その国際ナンバーも見せて頂き
ましたが、改めて行動力の凄さに感服しました。

川崎にある秘密基地で、サハリンで使う秘密兵器を作っているので、その管理
に行く途中で、拙宅に寄って頂いた由。サプライズ・ミーティングとなりまし
たが、夢を夢で終わらせないZEVEXのバイタリティーを再確認した休日と
なりました。

===========================================================

遅くなってしまいましたが、東海ステージLEG3終了時点(静岡県浜松市都
田町まで走行済)の記録を、ZEVEXのHPから転載させて頂きます。

・実走行日数:23日間
 (東京・東京ちょっと前ステージは1日、東海ステージLEG1は2日と看做す)
・1日平均走行距離:84.1km
・総走行距離:1871.0km
・発電機で使用した総ガソリン量:39.56L
・燃費:47.30km/L
・充電回数:75ヶ所
 (各ステージのスタートとゴールは含まない、LEGのスタートゴールは含む)
・飛び込みでお願いした回数:8回(内断られた回数2回)
・落としたブレーカー:14個
・ハイブリッド走行時の燃費を仮に10km/Lとすると、全行程の21%を
 ハイブリッド走行で、79%をピュアEV走行で走ったことになる。
              〔2008年7月8日現在の記録・LEG3走行終了時点〕


引き続き無事故で、ゴールの佐多岬へ到達されることを、祈っています。
<Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja-JP) AppleWebKit/525.18 (KHTML, lik...@124x36x1x133.ap124.ftth.ucom.ne.jp>

「東海ステージ」公式記録
 ボイジャー2世  - 09/2/9(月) 0:06 -

引用なし
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   拙宅で充電サポートさせて頂いた東海ステージの公式記録を、
ZEVEXのページより引用させていただきます。


■東海ステージ 公式記録

総走行距離:422.3km
発電機で使用したガソリン量:6.82L
トータル燃費:61.92km/L
コンセントをお借りした場所:20箇所
飛び込みで充電をお願いした回数:1回
落としたブレーカー:1つ(バタッ!)

■宗谷岬からのトータル燃費記録

1日平均走行距離:79.14km
トータル走行距離:1978.6km
発電機で使用したトータルガソリン量:43.81L
トータル燃費:45.16km/L
充電回数:81ヶ所
飛び込みでお願いした回数:9回(内断られた回数2回)
落としたブレーカー:14個(バタ・バタ・バタ・・・・・・・ッ)


本職を抱えながら、少しづつ少しづつ目的地に向って
進む姿には頭が下がります。
2009年には列島縦断を達成できる見通しのようですが、
無事故での佐多岬到達を祈っています。
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NE...@124x36x1x133.ap124.ftth.ucom.ne.jp>

「関西ステージ」公式記録
 ボイジャー2世  - 09/4/12(日) 0:28 -

引用なし
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   関西ステージの公式記録を、ZEVEXのページより引用させていただきます。

■関西ステージ 公式記録

・総走行距離:368.9km
・発電機で使用したガソリン量:3.30L
・トータル燃費:111.79km/L
・コンセントをお借りした場所:26箇所
・飛び込みで充電をお願いした回数:1回
・落としたブレーカー:1つ(バタッ!)


■宗谷岬からのトータル燃費記録
※実走行日数:33日間
 カッコ内は、東海ステージ終了時点の記録です。

・1日平均走行距離:71.14km(79.14km)
・トータル走行距離:2347.5km(1978.6km)
・発電機で使用したトータルガソリン量:47.36L(43.81L)
・トータル燃費:49.57km/L(45.16km/L)
・充電回数:107ヶ所(81ヶ所)
・飛び込みでお願いした回数:10回(内断られた回数2回)(9回)
・落としたブレーカー:15個(バタ・バタ・バタ・・・・・・・ッ)(14個)

参加されるZEVEXメンバーの休暇調整や、トランスミッションの故障など
舞台裏では数多くの苦労をされているようですが、東海ステージが終了した
時点の記録と比較してみますと、トータル燃費が 4.41km/L 改善されています。
これは、ZEVEXや充電サポーターなど関係者の方々の努力の結果だと思いますが、
日本列島縦断の旅を無事故で続けられるように、祈っています。
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NE...@124x36x1x133.ap124.ftth.ucom.ne.jp>

ゴール寸前!
 ボイジャー2世  - 09/5/29(金) 1:06 -

引用なし
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   2007年5月9日、宗谷岬を出発した「SJ2001号」が
2年の時を経て、いよいよゴール「佐多岬」直前
の鹿屋市まで到着しました。
地元のFMコミュニティ放送局で、お腹一杯充電
されているようですが、残りの道のりを無事故で
走破されますよう、祈っています。
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NE...@124x36x1x133.ap124.ftth.ucom.ne.jp>

ゴール!!!!!!
 ボイジャー2世  - 09/5/30(土) 10:12 -

引用なし
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   無事に佐多岬へ到着されました。
気の遠くなるような、長い、長い旅でしたね。
お疲れさまでした。

目標としていたPHEVでの燃費(ガソリン消費) 50km/Lも
達成されたようです。おめでとうございます。
ブレーカー断については、日本新記録かも?

でも、まだ川崎の秘密基っ地へ戻る行程が残っています。
「誰もが終わったと思う時が、一番危険だ」とは
某艦長の台詞ですが、更なる無事の帰投を祈っています。

お・つ・か・れ・さ・ま・で・し・た。
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NE...@124x36x1x133.ap124.ftth.ucom.ne.jp>

番外編 〔i-MiEV〕
 ボイジャー2世  - 10/5/31(月) 1:08 -

引用なし
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   PHEVが我が家へ充電に立ち寄ったその2年後の5月に
偶然、小型風力発電機のテレビ番組を目にしました。

・微風では、プロペラが回らないから発電しない
・強風では、安全のため意図的に発電を抑止する
・プロペラの回転騒音で、住宅地の設置が難しい

といった問題点に正面から取り組み、試行錯誤の上で
成果を導き出したゼファー株式会社に、約5ヶ月間の
密着取材をしたレポートでした。
内容はとても興味深いもので、小型風力発電機も実用
的なクリーンエネルギーという印象が深くなりました。
気掛かりなのは、お値段とシステムライフですね。

4WD電気自動車による南極点走破を目標としている
ZEVEXは、ゼファー株式会社の小型風力発電機を
極地でのバッテリー充電に活用する作戦を、以前から
持っていました。ですから、このレポートを見た私が
ZEVEXの皆さんのことを思い出したのは、自然の
ことでした。

神は悪戯をされたのでしょうか、その1時間8分後に
愛妻以外からは滅多に着信の無い携帯電話から着メロ
が流れました。電話に出てみると、驚きました。
「ご無沙汰しています。ZEVEX代表の鈴木です。」
もしも私が女子高生なら「ウッソー!!!???」と
言うところです。何と言うタイミング。
「実は今日、富士スピードウェイでEVレースがあって
ミツビシの〔i-MiEV〕で出場したのですが、もし興味が
あったらこれからそちらへ行きますので、試乗してみま
せんか。」と鈴木氏。
私は、再び「ウッソー!!!???」です。
是非にとお願いした私は、ジャンクと古本で足の踏み場
の無い部屋を(私のエスハイの車内の状態をご存知の方
は楽に想像できると思います)大急ぎで、片付け始めま
した。

そして、1時間43分後にZEVEXの方々が到着され、
夜間の〔i-MiEV〕試乗会が挙行されました。運転席界隈
の説明を受け、徐にスタートした感じは、黒柳徹子さん
が操縦していた「空飛ぶ絨毯」です。我がエスハイは、
直ぐに無粋なエンジンが始動してしまうので、アクセル
ワークは遠慮がちですが、正真正銘のEVは、いつまで
たってもモーター走行のみで、気持ちの良い加速です。
この感覚は新鮮で、理屈抜きで楽しめます。鉄道ファン
の方なら、愛車が新幹線になったような感じと表現され
るかもしれません。新幹線はいつ動き始めたか分らない
スロースタートですが、EVは周囲の交通状況を踏まえ
た上で、運転者の意のままです。いつまでもエンジン音
が無いということは、実に上質な感じがします。


ただ、貧乏性の私は、減っていくばかりのバッテリーが
気掛かりで、精神衛生上はよろしくないEVです。入金
が無いまま、預金の残高が減っていくだけの心細い感覚
に近いものがあります。
それでもEVの魅力に触れ、貴重な経験をさせて頂いた
鈴木氏の配慮に、感謝・感激です。レースで疲れた中で
帰宅が更に遅くなることを承知で声を掛けてくださり、
誠に恐縮でもあります。

大急ぎで片付けた拙宅でしたが、ZEVEXの皆さんは
コーヒーブレークで中に上がることも無く、無音走行で
去って行きました。
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NE...@113x40x107x91.ap113.ftth.ucom.ne.jp>

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(SS)C-BOARD v3.8